HOTEL KOU-BUGNY

クトビーチとカヌメラ湾にはさまれた絶好の場所にあります。フロントは二人で日毎に交代しているようだったのですが、そのうちの一人はかなり日本語が話せる人で助かりました。

December 18~23, 2005

部屋

冷蔵庫と湯沸しポット

クローゼット

シャワー

部屋はコテージタイプで独立しています。林の中にコテージがある感じで、屋根や柱など自然な感じに仕上げてあります。部屋の広さは十分で、ソファやエキストラベッドなども用意されています。

部屋にはドライヤ、湯沸しポットと冷蔵庫が用意されています。蚊取りとしてベープマットもありました。この部屋は屋根の部分と壁の部分との間に隙間があるためか、かなりの虫が入ってきました。それでもベープマットが備え付けられているので、つけっぱなしにしておけば虫に悩まされることはないと思います。

シャワーは量はまぁまぁでるのですが、日によって熱かったりぬるかったりしていました。カーテンではなくて、ガラス扉で仕切られていました。フランス式なのでしょうか??

アメニティは、石鹸とシャンプーが用意されていました。

ベランダにはテーブルと椅子がありました。干し物をするためのロープが張ってあり便利でした。ホテルによっては景観を損ねるから...ということで禁止されていることもありますが、ここのホテルはどうぞ干してくださいといった感じになっていて、庶民的で良かったです。部屋によってパラソルが付いていたり、無かったりしますが、もともと木の陰になっているので、日差しに悩まされることはなかったです。




ツインベッド

ソファーとテーブル

コーヒと紅茶

ベランダには干し物用のロープが!

 


アメニティ

洗面台とトイレ

ドライヤーとベープマット
食事

エスカルゴ料理

周囲にレストランがほとんどないので、ホテルのレストランをもっぱら利用しました。ロブスターが3種類ぐらいの調理法で提供されていて伊勢えびもメニューにありました。私たちは注文しなかったのですが、、多くのゲストが注文していたところを見ると、ひょっとすると名物料理だったのかもしれません。そのかわりエスカルゴは食べてみました。なかなか美味しかったのですが、ガーリックが強めにかかっていて途中でちょっと飽きてしまいました。ディナーには日替わりのセットメニューが用意されていて、4時ぐらいにメニューがわかるようになっています。6時頃までに予約するように言われていたので、私たちは5時ごろに行ってメニューを確認してから、オーダするかどうかを決めました。おなじフランス領でも、タヒチよりは断然美味しいと思いました。たまに美味しくないメニューの日もありましたが。

ダイビングに行くと昼食が間に合わないのですが、サンドイッチならいつでも買うことができます。二人で一つでも十分なサイズで何度か利用しました。朝食について利用しませんでした。ダイビングに行こうとすると朝食があわただしくなることもあって、インスタントの食料品を持っていったので。


レストラン

サンドイッチ

朝食
ビーチ&プール

小さなプール

ホテルにはレストラン脇に小さなプールが1つあります。子供ぐらいしか利用していないようでした。なにしろとてもきれいなビーチが目の前にあるので、プールの利用度は低くてもしかたないのかもしれません。ビーチタオルは、フロントで借りることができます。ほとんど水を吸わない、不思議なタオルもあったので、選ぶときにはご注意を。


きれいな白い砂のクトビーチ

ホテルの前は道をはさんでクトビーチがあります。砂がとても白くてさらさらでとてもきれいです。ビーチの相当な大きさがあって雰囲気は抜群です。海の透明度そのものは、あまり良くありません。またホテル前のプライベートビーチのように、毎日掃除されるわけではないので、ゴミ一つないというわけでもありません。でもやっぱりきれいです。砂浜を良く見ると、たくさんの小さな穴があいていて、それぞれに小さな貝がいました。

ホテルの裏手にはカヌメラ湾があります。ここはビーチもきれいですが、なんといってもスノーケリングのメッカです。岩の周囲が特にきれいで、たくさんのチョウチョウウオなどを見ることができます。餌付けされているせいか、スノーケリングをすると魚が寄ってきます。カヌメラ湾の中央には大きな岩があります。ここは立ち入り禁止になっていますが、その下の砂浜には観光客が普通に出入りしていました。ここは2002年の5月に殺人事件があったところですが、とてもそんなことがあったとは信じられないぐらい落ち着いた雰囲気でした。


カヌメラ湾

カヌメラの岩(立ち入り禁止)
アクティビティ

ノンカウイ島

いくつかのアクティビティがホテルで用意されていますが、私たちはピッシンナチュレへの送迎と、ノンカウイ島へのワンデートリップに参加しました。

ノンカウイ島のワンデートリップでは、まずノンカウイ島に行ってお昼頃まで過ごし、そのあとにブラシ島にいってバーベキューを食べて戻ってくるスケジュールでした。ノンカウイ島では、せいぜい1時間ぐらいしか時間がなく、ブラシ島で過ごす時間の方が長かったです。このツアーはホテル企画ではなく、現金支払いとなります。両替せずにカード支払いを中心に旅行する場合には注意が必要です。ニューカレドニア観光局のHPで使用されている美しい島の写真は、このノンカウイ島だと思われますが、少し曇りがちだったこともあってか、そこまでの美しさは感じられませんでした。ただ一瞬だけ、日差しが全開で降り注いだときときがあって、その瞬間はとてもきれいでした。


ピッシンナチュレ

ピッシンナチュレには船で行くツアーと単に送迎してくれる二つのタイプがあったのですが、私たちは現地で長く滞在できるように単なる送迎の方にしました。送迎はホテルなどがあるところまでで、そこから少し歩くとピッシンナチュレに到着します。ここもシュノーケリングのメッカですが、珊瑚はほとんどないので、カラフルな魚は少ないです。それでもツバメウオの群れがいたりとなかなか良かったです。ただし水温が低く、私たちが行ったときは少し曇りがちだったこともあり、あまり長い間はシュノーケリングができませんでした。

天候

夕日がとてもきれいでした

雨の日もなく天気は良好だったのですが、快晴とまではいきませんでした。風は常に東からきているようで、東側にあるカヌメラ湾は少し波があることが多かったです。そのかわり逆側のクト湾は、穏やかでした。

天気は良かったのですが、水温はかなり低めです。カヌメラ湾でのシュノーケリングも、水が冷たくて1時間ぐらいが限度でした。

その他

ある日、部屋の中を歩いていると黒いものを踏んでしまいました。なんかやわらかい感触とおもったら、すぐにその黒いものは逃げて行きました。いったいなんだろうと思っていると...そういえば夜中に部屋の中でカタカタと音がしていて気になっていたのですが...そうですネズミです。どうやら一晩中、ネズミが部屋の中を走り回っているようでした。分かってしまうと、とても気になるようになり、なかなか眠れなくなってしまいました。

最初にこのホテルを予約しようとしたときには、2005年の12月は改装予定ということで他を探していたのですが、結局は先延ばしになったようで、予約することができました。いずれは改装されるとは思いますが、ネズミが気になる場合は、改装後まで待ったほうがいいかもしれません。

イルデパン滞在中に豪華客船がクト湾に来ていました。私達がノンカウイ島のツアーに参加したときに、カヌメラ湾でシュノーケリングをしたみたいなのですが、そのゲストの数にびっくりしてしまいまいた。普段は、まばらにしか人がいないのですが、大型客船がくると様子が一変します。