カマストガリザメ
和名
Carcharhinus limbatus (Müller & Henle, 1839)
学名
Blacktip shark
英名
メジロザメ目 - メジロザメ科 - メジロザメ属
分類
全海域
分布
全長
拡大写真
Canon PowerShot G10
撮影地:パラオ(パラオ)

Nikon CoolPix 5900
撮影地:ガラパゴス(エクアドル)
胸ビレの先端および尾びれの下側の先端が黒いのが特徴で、英名もそこからきているようです。また尻ビレが白いのも特徴です。ダイビングでは、灰色の体色に白い線が途中まで入っているところが目に付きます。大きさはオグロメジロザメと同じぐらいです。どちらかというとスマートな体つきをしています。
このサメは、パラオのペリリューで初めて見かけたのですが、数日間潜って一回ぐらいしか見かけることが出来ず、また警戒心も強いようでまったく近づけませんでした。写真を撮影したのは、バラフエダイの産卵時でした。普段はめったに見かけない、このサメもイレズミフエダイバラフエダイの産卵時には、これを狙って頻繁に現れます。
ダイビングとしては、かなりレアでなかなか写真に撮れないサメだと思います。あとはガラパゴスでもときおり見かけました。
2015年の2月にアメリカのフロリダ州で、数千匹のカマストガリザメが海岸沖に押し寄せているということで、警戒するようにとの報告が出たことがあります。