ツマグロ
和名
Carcharhinus melanopterus (Quoy & Gaimard, 1824)
学名
Blacktip reef shark
英名
メジロザメ目 - メジロザメ科 - メジロザメ属
分類
インド洋、紅海、中・西部太平洋
分布
全長
拡大写真
Sony α6000
撮影地:レダン (マレーシア)

拡大写真
Nikon CoolPix 5900
撮影地:ハイダウェイ(モルディブ)

Nikon CoolPix 5900
撮影地:マニヒ(タヒチ)
最大でも2m程度にしかならない、サメの仲間では小型の種です。背ひれの先端が黒いのが特徴です。通常は浅瀬にいることが多いようで、ダイビング中に見かけることは稀です。シュノーケリングでも見ることが出来ます。特にモルディブでのシュノーケリングではよく見かけました。他のサメと比較して、ダイバー(シュノーケラー)に対する警戒心は低いようで、近くまで寄ることが出来ますが、近づいていくとやはり逃げていきます。
海外の南国のビーチなどでは、波打ち際付近をゆっくりと泳いでいくところを見かけることがあります。日本だと遊泳禁止になってしまうのかもしれませんが、海外だととくに問題視することもなく、写真を撮ろうとゲストが集まってきます。
下の写真は、タヒチの旅行中で参加した、無人島ツアーで撮影したものです。 膝ぐらいの深さの砂地に、数匹のツマグロが背ひれを水面に出しながら泳いでしました。このビーチでランチを食べるのですが、みんな残り物を海に捨てているらしく、その頃になるとどことなく数匹のツマグロが集まってきていました。
小さいといっても、そこはサメで浅瀬を歩いている人をかむことがあるようです。サメは音に対しても敏感で、水面などでバシャバシャとやっていると、獲物がもがいていると思って集まってくることがあるようです。ツマグロを見かけたら、そ~と歩くのが良いのかもしれません。