ヒラシュモクザメ
和名
Sphyrna mokarran (Rüppell, 1837)
学名
Great hammerhead
英名
メジロザメ目 - シュモクザメ科 - シュモクザメ属
分類
全海域
分布
全長
拡大写真
Sony α6000
撮影地:ティケハウ(タヒチ)

拡大写真
Sony RX100M5
撮影地:ティケハウ(タヒチ)
写真はいずれもティケハウでのダイビングで撮影したもので、環礁のパスを通過しているところでした。これまでに二回しか見かけたことがなく、かなりレアなサメです。もう一回はパラオのユーカクチャンネルでのダイビングです。ドリフト中に海底にいるところを見かけました。
ダイバーの間ではグレートハンマーと呼ばれている人気のサメです。グレートという名前のとおり最大で6m近くにもなる大型のサメです。
ダイバーの間でハンマーと言えば、アカシュモクザメを意味しますが、アカシュモクザメとは頭の形状が異なることから区別できます。アカシュモクザメはデコボコがあるのですが、ヒラシュモクザメは一直線に近い形になっています。
といってもダイビングではすぐに逃げられてしまうため、後ろ姿しか見られないことが多く、その場合にはヒラシュモクザメは背ビレが高くて尖っているところからも区別できます。
アカシュモクザメは群れで見かけることが多いですが、ヒラシュモクザメは単独でいることが多いようです。
ちなみにヒラシュモクザメは横に傾いて泳ぐことが発見されたというニュースが以前にありましたが、これまでに見かけた二回とも普通に傾かずに泳いでいました。