ゴマサバ
和名
Scomber australasicus Cuvier, 1832
学名
Blue mackerel
英名
スズキ目 - サバ科 - サバ属
分類
インド洋、紅海、中・西部太平洋、東部太平洋
分布
全長
拡大写真
Canon PowerShot G15
撮影地:南伊豆(伊豆)
背中の模様が特徴です。サバ科の中では、かなり小さい種で、撮影したときには大きな群れを作って泳ぎまわっていました。
サバ科というと、イソマグロのような大きなものを想像しますが、この魚を最初に見かけた時にはイワシの仲間と勘違いしてしまいました。
似た魚としてマサバも同じく背中に模様がありますが、ゴマサバは体の中央に黒い斑点が並んでいます。下部にも黒い斑点が見られることになっていますが、不明瞭な場合があるようです。写真でも下部の斑点は不明瞭でした。マサバには斑点はありません。
ただし上記は簡易的なもので、国連農業食料機関(FAO)の同定ガイドではマサバにも黒い斑点を持つものが稀にいるため、背ビレの棘の数や、第一背ビレと第二背ビレの間隔などで区別することになっているようです。といってもダイビングでは、背ビレの棘の数などは数えられないので、中央に黒い斑点があるかどうかで区別するのが簡単ではないかと思います。