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2006年GWに行ったパラオスポート(ダイブクルーズ)の旅行記です。

旅行前

ダイビングスポットの人気ランキングで、常にトップを争っているパラオに行きたかったのですが、GWは他にも行きたいところがいろいろあって、なかなか行けずにいました。やっと念願のパラオ、しかもクルーズということで期待が高まります。すでにさっちゃんは数回、パラオに行ったことがありましたが、私自身は初パラオだったのです。

1日目

成田からグアム経由でコロールまで移動して宿に宿泊です。

2日目

朝、パラオスポートのスタッフがホテルまで迎えに来てくれて、港まで移動した後にボートでパラオスポートに向かいます。パラオスポートはジャーマンチャンネルに停泊していました。ほとんどここに停泊していて、移動するとしてもブルーコーナ付近までのようでしたが。

まだGW本番ではなかったので、ゲストは少数でした。ここ数日はゲストがかなり少なかったらしく、船後方のデッキにあるシャワーを浴びてみると赤錆だらけの水が...どうやら数日流していなかったらしく錆びがでていたようです。かなり老朽化が進んでいますね。最近はモルジブなどに最新鋭のクルーズ船が就航しているので、それと比べると古さを感じるパラオスポートですが、それでもやはりクルーズは便利です。

一本目はBlue Hole。私は初パラオということでチェックダイブでした。といっても特別なことはしませんでしたが。透明度で言えば、サイパンのBlue Holeの方が良かったような気がします。二本目はブルーコーナでした。ここが噂のブルーコーナ...ギンガメ、オグロメジロザメ、バラクーダ、ナポレオン、ヨコシマサワラ、ロウニンアジなど、魚影はほんとに濃いです。さすがに雑誌の記事は、ちょっとおおげさな気がしますが、それでもなんでもありの海でした。さすがブルーコーナです。三本目はGerman Channelへ。マンタポイントなのですが、マンタには会えませんでした。

3日目

ガイドによると、希望があれば4本すべてブルーコーナも可能とのこと。まだゲストも少なく、要望が通りやすい状況だったこともあり、この日はすべてブルーコーナに潜ることになりました。4本すべてだと飽きそうな気もしていましたが、一本ごとに海の様子も違っていて、かなり面白いダイビングでした。さすがブルーコーナです!

4日目

朝一本目は、まだ空いているブルーコーナへ。GWのように混む時期だと、昼ごろには10隻以上の船が集まるので、まだ空いている時間帯に潜れるパラオスポートは有利です。ただ、さすがに朝一番ではありませんでした。

ブルーコーナに一番近い場所にいる、クルーズ船よりも、なんで早い時間から潜れるのか不思議だったのですが、その後パラオ・ペリリューに滞在してわかりました。ペリリューでは朝5時にホテルピックアップでダイビングしているからなのですね...

二本目はGerman Dropへ。透明度が悪くて今一歩です。ここまで5本連続のBlue Cornerだっただけに、ギャップが激しいです。次はNew Dropです。最初から最後までナポレオンが一緒に泳いでいました。以前はパラオでナポレオンに餌付けしていたらしく、ダイバーに慣れているナポレオンが多い気がしました。

四本目は現地ガイドの「今日はマンタが出る気がする」という言葉を信じてGerman Channelへ。ここしばらくマンタは出ていなかったそうなのですが、この日はなんとマンタが出ました。しかもかなり近くまで寄ってきてくれました。それにしても、パラオスポートはダイビング中の指示がかなり厳しいです。安全のためなのでしょうが、グループからちょっと離れると、すぐにガイドから離れないように指示がでます。少し前の、海外の自由なダイビングと比較すると少し窮屈に感じますね。まぁパラオは、ダイナミックなポイントがゆえに、安全には気を使わないといけないし、ブルーコーナなど沢山のダイバーが潜るのでマナーが重要なのでしょうけど。

このあたりになると、GWの常連さんもやってきて、夕食後の食堂はかなり盛り上がっていました。

5日目

この日のガイドがTAKUさんでした。まだ若いガイドさんのようでしたが、かなり自由に潜らしてくれて良かったです。しかも最後の方で、ツムブリの群れも発見してくれました!

この日はBlue Hole, New Drop, Blue Cornerと潜りました。それにしてもクルーズといいつつも、German ChannelとBlue Corner以外には移動しないので、ほとんど洋上ホテル状態ですね。ログ付けなどでは、パラオ南部のペリリューとかが凄いらしいのですが、そこには行かないそうで...まぁブルーコーナに潜りたくて来たので、これで良かったんですけどね。

この日の夕食はクルーズ船後方にある屋上デッキでBBQでした。途中、ちょっとだけぱらっと雨が降りましたが、それ以外は天候もおだやかでとても楽しく過ごすことが出来ました。

6日目

朝一番でコロールに戻り、P.P.R(パラオ・パシフィック・リゾート)のデイユースで一日を過ごしました。天気が今一歩だったのですが、P.P.R前は船がほとんど通らないので静かで良かったです。

7日目(最終日)

この日は、オプショナルツアーでロングビーチ&ジャーマンチャンネルツアーに参加しました。ミルキーウェイの泥パックも付いています。最初にミルキーウェイで泥パックです。海底の泥をシュノーケルで拾って顔に塗ります。また潜るととれてしまうので、ある程度拾った後に体中に塗りたくります。泥パックしたままでいたかったのですが、その後の船の移動の際に、塗ったままだとはがれて周囲に飛び散るので、最終的には泥は落とす必要があります。ただ、これはなかなか面白かったです。

ジャーマンチャンネルに向かい、New Dropの辺りでシュノーケリングです。この辺りはシュノーケリングポイントらしく、他にもシュノーケリングの船が来ています。透明度もなかなか良かったです。その後、ロングビーチに移動して昼食です。ロングビーチは、潮が引いたときに二つの島を結ぶ長いビーチが現れるのですが、さすがに全部は歩ききれませんでした。天気も良くてよかったです。

コロールに戻る途中で、もう一度シュノーケリングをしましたが、こちらは環礁の内側ということもあり透明度はよくありませんでした。

この日の夕食は「どらごん亭」に行きました。最初にラパスで会った後に、ガラパゴスで再開したHさんとその友達と一緒にお会いするころになっていたのです。Hさんたちは前日から来ているとのことでした。とてもエネルギッシュな人達で、楽しい時間を過ごすことが出来ました。

その後、ホテルに戻って荷物をまとめて空港に移動し、グアム経由で帰国しました。私にとって初パラオだったのですが、さすがブルーコーナ、何度潜っても良かったです。天気にも恵まれ、いろいろな人とも出会えてとても良い旅行でした。ただパラオスポートはさすがにちょっと老朽化が進んでいますね...

このあとHさんから衝撃のメールが届き、再び年末にパラオを目指すことになるのですが...

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