Iriomote

2010年のGWに行った西表島の旅行記です。イリオモテヤマネコなどの固有種や自然が有名な西表島ですが、水中ではオガンでのダイナミックなダイビングが有名です。イソマグロの群れを求めて西表島で潜ってきました。

情報
利用したダイビングセンターの情報 : ダイビングチームうなりざき 利用したホテルの情報 : ヴィラ うなりざき 西表島の情報

旅行前

ここのところ長めの日程で沖縄に行っていなかったのですが、久々にGWを利用して沖縄に行くことにしました。大物が見られるところということで、今回は西表島に行くことにしました。ここはオガンでのダイナミックなダイビングが有名で、イソマグロの群れが見られるそうです。サービスについては、パラオで利用しているDay Dreamと同じ系列のダイビングチームうなりざきを利用することにしました。オガンにはいつでも潜れるというわけではなく、海況が良くないと行けないポイントだと言う事で、8日間の日程の旅行にして中6日間の長めの期間にしてオガンにトライすることにしました。

前回のフィリピンでは預け荷物が20kgまでということで、荷物の切り詰めに苦労したのですが、日本国内便はなんと15kgまでということでとても無理そうです。今回は宅急便でひとつは送っておくことにしました。ヤマト運輸の場合、往復で申し込むと160サイズでも120サイズの値段が適用されるため、かなり安くなります。国内旅行だと、宅急便が使えるので手荷物が減らせますから、逆に便利でいいですね。

1日目

石垣空港に到着。天気が...

西表島へは、まずは石垣まで飛行機で移動します。羽田から直行便が早朝に飛んでいます。国際便のように2時間前までにチェックインではなく、30分前でOKというのは楽でいいですね。JTA 6:25羽田→石垣島9:40着で到着です。JTAは、JALグループの航空会社ですが、サービスはさすがにいいですね。デルタ航空やコンチネンタル航空によく乗っていましたが、JALに乗るとフライトアテンダントのサービスのよさに感動します。会社更生法を適用したことでよく話題に上るJALですが、ぜひともがんばってほしいものです。ちなみに石垣までは食事はでなくて飲み物のみです。

石垣空港から港まではバスがあるのですが、あまり時間的な余裕がなかったのでタクシーで行きました。約10分(約千円)で到着します。西表島行きの船には上原行きと大原行きの二つがあり、一日にそれぞれ10便づつぐらいが運行されています。西表島までは船で40分ぐらいです。私たちは上原行きを利用する予定だったのですが、海上がしけてきたということで、なんと欠航になってしまいました。この場合、上原行きのチケットを購入して、大原行きの船に乗ると、大原から上原までバスで送ってくれます。西表島はかなり大きな島で、大原から上原までバスで移動するのに一時間近くかかってしまいました。運転手に宿を伝えると、順々に宿の前で下ろしてくれます。


上原行きは欠航でした...

西表島行きの船。揺れは少なかったです。

今回の宿泊先はヴィラうなりざきです。ダイビングチームうなりざきが経営する宿は、ほかにもイルマーレうなりざきがあるのですが、落ち着けそうなヴィラの方にすることにしたのでした。昼過ぎぐらいに到着したので、まだ時間があります。せっかくなので、近くのシュノーケリングポイントに行ってみることにしました。ヴィラうなりざきの前も一応ビーチにはなっているのですが、シュノーケリングをするのであれば星の砂海岸の方がいいということで、そこまで行ってみることにしました。場所をフロントに聞いてみたところ、車で送ってくれるということでお願いすることに。車だと5分ぐらいで到着します。

海岸に行ってみると、思いっきり潮が引いています。この日は風が強く、天気も曇りで気温も低めと、まったく海向きの天気ではなかったこともあって、海に入っている人はほとんどいませんでした。星の砂海岸は、星の形をした砂で有名です。実際に探してみると、すぐに見つかります。実際にはかつての海の中の生き物の殻のようですが、確かに星の形をしていますね。


天気が悪いうえに潮が引いています...

星の形をした砂がたくさんみつかります。

ルリスズメダイをよく見かけました
Powershot G10

寒いのでウエットを着てシュノーケリングをしてみることにしました。泳げるところは一部だけですが、水中には意外といろいろな魚がいます。特にルリスズメダイはそこら中にいました。とても鮮やかな青色をしているので、よく目立ちます。しばらく泳いだところで、ホテルに戻ることにしました。

この日の夕食は近くの「初枝」に行ってみることにしました。ヴィラうなりざきにはレストランがありますが、夕食を外で食べる場合には予約と送迎をしてくれます。自分のところにレストランがありながら、他の店に送迎してくれるなんて、すごい太っ腹という気もしますが...店までは徒歩でも5分ぐらいですが、天気も怪しげだったので送迎してもらうことにしました。「初枝」はガイドブックにも載っている店です。寿司の店で島魚の料理もありますが、とても美味しかったです。ちなみに島魚にはダイビングでなじみのある魚がかなり含まれています。例えばグルクン(和名はタカサゴ)や、アバサーの汁(ハリセンボン)にマンボウの寿司とか、関東ではあまり食べないような具もたくさんあります。


島にぎり+追加の石坂牛にぎり(中央のひとつ)

島魚のみぞれ煮。うまいです。
2日目

ダイビング船に乗り込みます

いよいよダイビングです。ダイビングチームうなりざきには大型のダイビング船三隻と、小型の船が二隻あります。GWということもあってか、大型のダイビング船三隻すべてが使われるようでした。ガイドも全部で10名以上います。かなり規模が大きいダイビングショップですね。


ダイビング専用船なので便利です

船はいずれもダイビング専用で、トイレもあるし温水シャワーもあるしで、とても便利です。スクリューのないウォータジェット式になっているなど、安全面もかなり考えられているようです。タンクのエアーのチャージもできるようになっています。エントリーは後方からのジャイアントエントリーですが、潜行ロープが用意されているときには、ジャイアントは禁止で、ロープに捕まりながらのエントリーでした。後方は幅広のラダーになっているので、海況がよければ三人づつあがれます。

私たちはすべてオガンをリクエストしてありましたが、原則として初日はオガン行きの船には乗れないことになっています。この日は海況がよくなかったせいか、オガン行きの船はなかったようでしたが。


ハナゴンベ
Powershot G10

一本目はブルーラビリンス。地形ポイントです。ここではハ ナゴンベを見ることが出来ました。二本目は鹿の川 中ノ瀬でした。マンタポイントでしたが、マンタはいませんでした。沖の方にマグロがいるということで行ってみると、10匹ぐらいの群れが見られました。ただ撮影するには遠くて難しかったです。マグロは魚の中でも最も速く泳ぐことが出来る魚ですから、ダイバーの方から近づいて...なんてことはできないですね。

二本目が終わったあとにランチです。ダイビングにランチは付いていませんが、頼んでおくと弁当を用意してくれます。見た感じでは全員弁当を用意してもらっていたようでした。。私たちが利用していた期間中は、ダイビングの昼食時にはデザートとしてパイナップルがいつも用意されていました。話によるとちょうどピーチパインというのが旬だそうで、実際のところとても美味しくてすっかり気に入ってしまいました。石垣島や西表島の名産のようですね。

ダイビングは一本目と二本目がセットになっていて、三本目はオプションです。ナイトダイビングをする場合には、三本目はパスする必要があるようでした。このときは三隻中、一隻が二本で戻りとなることになり、昼食後にメンバーの移動がありました。


この日のランチ

パイナップルがとてもおいしい

三本目は崎山 沖の根でした。実は一本目で潜ろうとしたポイントだったのですが、潮の流れが速いということで見送りになっていたのでした。三本目も30分程度待ってからのエントリーとなりました。イソマグロポイントです。数匹のイソマグロは見られましたが、群れには会えませんでした。

ホテルに戻ってから、ぜんべえビーチに行ってみることにしました。ホテルでもらった周辺マップによると夕日がきれいということになっています。ホテルからは歩いて5~10分程度ぐらいの距離ですが、道はあるんだかないんだかわからないような状態でした。ビーチは狭いですが、人気もなく夕日を見るにはよさそうな場所でした。ただこの日は雲があつくて夕日は見られませんでした。


ぜんべえビーチ

晴れていれば夕日がきれいかも?

島魚のカルパッチョ

夕食は、せっかくなのでヴィラうなりざきのレストランで食べることにしました。というのも翌日からはゲストが増えるためにセットメニューだけになるということで、アラカルトで注文できるのはラストチャンスだったのです。残念なことにシャコ貝の香草バター焼きは売り切れ(?)でしたが、島魚のカルパッチョなどなかなか美味しかったです。

3日目

この日もダイビングの出発は8:40からということでした。朝食は7:00からなので、かなり余裕があります。海外では、ダイビングの集合時間が朝早くて、朝食を30分ぐらいで食べないと間に合わないなんてケースもよくあるのですが、西表島のダイビングはあまり朝は早くないようで、朝食がゆっくり食べられて助かります。

ヴィラうなりざきの朝食は、バイキング形式になっていました。ただし、ゲストが少ない場合にはプレート式になるようです(最終日参照)。おかずはいろいろと揃っています。ごはんはもちろんですが、パンも用意されていました。


バイキング形式でした

いろいろと用意されています

オガン(沖の神島)にやってきました!

この日のダイビングは、海況を見ながらオガンにいけるかどうかを確認するということで、一本目は崎山 沖の根でした。ツムブリの群れが遠く見えます。イソマグロも数匹でした。

どうやらオガンに行けそうだということで、オガンに向けて出発することになりました。船で30分ぐらい移動します。崎山沖の根は島影になっているせいか、波もほとんどありませんでしたが、オガンに近づくと確かに波があって船もかなり揺れます。二本目は仲の神島 東の根でした。ここは切り立った根があって、そこに潮流がぶつかるポイントで、根の上に捕まって流れの中を泳ぐイソマグロを見るようになっています。アンカリングして、潜行ロープを根に付けるのでエントリーは簡単です。エントリーしてロープをつたって潜ったら、そこにある根につかまって、時間がきたらまたロープを使って浮上するしくみです。

根の外側を何度もイソマグロの数匹の群れが通過していきました。さすがオガン!ですね。これまでのポイントとは迫力が違います。

アンカリングしているとはいえ、船は揺れているのでエグジットは大変でした。波をかぶりながら、しがみつくようにして船にあがります。フィンは脱がずにはしごを上がる必要があるので、ワープフィンのように長いフィンだとなかなかあがりにくいです。

二本目が終わったところで、仲の神島の波の少ないところに移動して昼食です。この仲の神島は無人島で、周囲が崖になっています。島の周囲にはたくさんの鳥が飛んでいて、鳥の楽園になっています。ガイドの説明では、研究以外の人の立ち入りは保護のために禁止されているとのことでした。なんとなく雰囲気がガラパゴスのウルフ島に似ています。


波の少ないところで昼食です

船にコンプレッサーがついています

三本目は、仲の神島からさらに10分程度離れたところにある仲の神島 3の根でした。ガイドによれば、このポイントで潜るのは今年に入ってまだ2度目だとか。オガン周辺でもやっと3回目と言っていましたから、なかなか海況が良くないと潜れないポイントのようです。エントリーするとすぐにイソマグロが数匹みえました。小さな群れかなと思っていましたが、よく見ると30匹ぐらいの群れが渦を巻いています。しばらくして逃げていってしまいましたが、いきなりのイソマグロの群れでした。さすがオガン!です。ロウニンアジなどもいました。他にはナースシャークもいましたが、その後はイソマグロの群れには会えませんでした。

イソマグロの群れ
NIKONOS-V 20mm
イソマグロの群れ
NIKONOS-V 20mm
ナースシャーク
NIKONOS-V 20mm

ダイビングから戻ってから、少し歩いたところにある月ヶ浜まで散歩することにしました。道を歩いていくと、パイン館というところがあって、無人販売店にパイナップルが並んでいます。ゲストの話では、ホテルの人にお願いすると買ったパイナップルを切ってくれるそうでした。月ヶ浜はホテルから近そうに見えるのですが、ちゃんとした道から行くと、かなり遠回りになるため、けっこう歩く必要があります。潮が引いている場合には、ところどころで膝ぐらいまでつかりながら、ビーチ沿いを歩いていくことができました。


近くにあるパイン館。前にあるのは無人販売。

月ヶ浜
4日目

今日も海況がよければオガンに...といいたいところですが、朝から雨で風もかなりあります。これでは無理そうだなぁと思っていましたが、やはりオガンは無理ということで、崎山 沖の根が一本目でした。みられたイソマグロは数匹ぐらいです。二本目も崎山 沖の根でした。西表島にはもちろんいろいろなポイントがあるのですが、この時期で海況が悪くても潜れる大物ポイントとなると、ここになるようです。それでも、今回はイソマグロの15匹ぐらいの群れが見られました。

この日は海況も悪く、三本目も崎山 沖の根とのことだったので、二本で終了してホテルに戻ることにしました。まぁ一休みといった感じですね。

5日目

ダイビング器材は運んでくれます

天気予報では今日も天気が悪いことになっていたのですが、朝起きてみると晴天になっていました。いつのまにかダイビングの集合時間が9:00から8:40に変更されています。9:00を想定して、少し遅めに起きたので食事後にいそいでダイビンググッズを用意しておきました。ヴィラの横にはダイビング器材を洗って干す場所が用意されているのですが、メッシュバックに入れて所定の場所においておくと、朝に船まで運んでおいてくれます。この辺の詳しい手順とかは、チェックインのときに渡されたダイビングのガイド冊子に詳しく書いてありました。

海況を見ながらオガンを目指すことにはなったのですが、しばらく行った所で、朝早めに出発した海況チェック用の船から、波が高くなってきたので難しくなったという連絡が入り、オガン行きは断念することになりました。

一本目は、崎山 沖の根でした。しばらくしてガイドが指した方向に進むと、谷のような地形になっているところをイソマグロの群れが通過しています。数匹かなと思ってみていると、次々とイソマグロが通過していきました。その後も再びイソマグロの群れです。今度は渦を巻いています。50匹ぐらいはいたでしょうか?ただ、やはり近づくことは難しいですね。それにしても、ここまで大物ポイントといいながら、数匹のイソマグロぐらしか見ていなかったのですが、出るときには出るものです。

二本目は鹿の川 中の瀬でした。初日にも潜ったのですが、そのときにはマンタは見られませんでした。一本目で潜った船から四匹ぐらいいるという情報が入ったため、向かうことにしたようです。エントリーしてみると、確かに小さめのマンタが根の周りを旋回していました。かなり遠くから眺めるような感じでしたが、一度だけかなり近くまで来てくれました。

カスミチョウチョウウオの群れ
NIKONOS-V 20mm
イソマグロの群れ
NIKONOS-V 20mm
マンタ
NIKONOS-V 20mm

昼食後の三本目は崎山 沖の根でした。一本目が良かったから...と思いましたが、イソマグロ一匹とツムブリ二匹ぐらいしか見られませんでした。群れが見られるかどうかは、ほんとうに運次第のようですね。

6日目

今日もオガンにチャレンジです。どうやら波はあるものの、なんとかオガンでダイビングができそうです。しかしながら東の根はかなり流れがあるらしく、時間調整の意味も込めて西のスポットと呼ばれるポイントで潜ることになりました。水深5mぐらいのシュノーケリングでOKのようなポイントでした。オガンといってもいろいろなポイントがあるんですね...

二本目はいよいよ仲の神島 東の根です。このときは3チームに分かれていて、最後にエントリーしたのですが...ロープにつかまって潜行したのですが、すごい激流です。片手ではつかんでいられないような状況です。おまけに流れで潜行ロープがたわんでいて、下のほうに行ってからは、ひたすらアゲインストの中をロープにつかまりながら移動する状態になっていました。やっと根に到着したころにはエアが半分になっていました。

根につかまってイソマグロを...なのですが激流でつかまっているのがやっとの上に、ときおり強力なうねりがはいってきて、吹き飛ばされそうになります。ビデオカメラを片手に持っていると、片手でしか岩をつかめないので、何度もひっくり返ってしまいました。とても撮影どころではないですね。こんな強力な流れではカレントフックもあっという間にダメになってしまいそうです。実際、ゲストの中にはフックが壊れてしまった人がいました。こんな状況の中でも、イソマグロは平然と泳いでいました。さすがにウメイロモドキは岩陰に隠れていましたが。

15分ぐらいでガイドから浮上のサインです。ロープをつたっての浮上で、今度はアゲインストではないので多少は楽です。しかしながら、安全停止をしようにも上がつっかえていて5mの位置を保持できません。そんなこんなで、エグジットしたときには残圧30barになっていました。凄すぎです。さすがオガン...

ちなみにもう一隻は、ロープ途中で中止になったそうです。どうやら、カレントチェックをした後に、エントリーまでに流れが速くなったようですね。

昼食は、いつもどおり島影に移動して食べます。さんざんロープにつかまっていたので、箸を持つ手が震えます...

三本目は、他のポイントは無理そうだということで仲の神島 天馬崎になりました。透明度があまりよくなく、ネムリブカとツムブリがでたぐらいで、イソマグロもバラクーダも見れずに終わりました。

7日目

朝からいい天気です

いよいよダイビングも最終日です。オガンのラストチャンスですが、どうやら海況も安定してきているようです。一本目は仲の神島 3の根です。エントリーすると、すぐにイソマグロの群れです。その後も、またイソマグロの群れです。さすが3の根、イソマグロの群れだらけです。ふと岩の周りにアジの群れがいます...ギンガメアジの群れかな?と思って近づいてみると、なんとカスミアジの群れです。カスミアジがギンガメアジのように密集して群れているのを初めて見ました。しかもかなり大きな群れです。これは凄いと思ってみていると、そこにイソマグロの群れが合流して、カスミアジとイソマグロの群れのコラボレーション状態になりました。これは凄い!さすがオガン!さすが3の根です。その後にはバラクーダの群れが!と思いましたが、こちらはダツ(もしくはサヨリ)の群れでした。最後の方では、イソマグロが20匹程度渦を巻いていましたが、20匹程度では小さく感じてしまったほどでした。

二本目も仲の神島 3の根です。エントリーするとすぐにイソマグロの群れが10匹ぐらいいます。その後は岩につかまって、イソマグロの50匹ぐらいの渦を見ました。これはちょっと遠くて撮影は難しかったです。その後移動して、テングハギの群れがいたところで、さっちゃんがハンマーヘッドシャークを発見!全員が猛ダッシュ状態になりました。かなり大きいハンマーだったらしく、おそらくヒラシュモクザメ(グレートハンマー)だったのでは?ということでした。3の根、凄すぎです。ちなみに私はテングハギの群れを撮影しようとしていたために、出遅れてしまいハンマーを見ることが出来ませんでした。残念...見れた人たちは安全停止中に握手をしあっていました。

カスミアジの群れ
NIKONOS-V 20mm
イソマグロの群れ
NIKONOS-V 20mm
カスミアジとイソマグロの群れ
NIKONOS-V 20mm

二本終了したところで、島影に移動して昼食です。さすがに皆さん、満足そうですね。二本終わったところで、3の根付近の波もあがってきたようです。三本目は西のポイントで潜ることになったため、私たちは二本で終了にすることにしました。オガンの場合には、途中でホテルには戻れないので船上で待機です。皆が三本目を潜る前に西のポイントで少しシュノーケリングをしてみました。西表島周辺に比べると、ちょっと魚影は少なめな感じですが、いくつか見かけない種がいたりします。

三本目終了後、ホテルに戻って器材を洗いました。イルマーレうなりざきも、ヴィラうなりざきもホテルの横に器材を洗うところが用意されています。連日ダイビングをしているときには、あまり器材は洗わないのが普通だと思うのですが、あまりにも器材を洗う場所がちゃんとしていたので、滞在中は日々洗っていました(笑)。この日は最終日だったので、より念入りに洗って器材を干しました。


オガン 西のポイント(シュノーケリング)

ヴィラうなりざきの器材洗い場

ピーチパインがすっかり気に入った私たちは、近くの無人販売所で、何個か買って行くことにしました。ガイトが店の人に聞いてくれたところによると、ピーチパインは一週間ぐらいは常温でも日持ちするらしいです。無人販売所だと一個200円~400円ぐらいで買えます。お釣りがでないので、あらかじめ100円玉を用意しておくといいと思います。帰りに石垣空港でチェックしてみたところ、一個600円(おそらく無人販売に置いてあった400円のと同じぐらいの大きさ?)でした。

8日目(最終日)

この日の朝食はプレート方式でした。GWも終わりに近づいて、ゲストも減ってきたようですね。船は昼過ぎの予定だったので、午前中は星の砂海岸でシュノーケリングをすることにしました。本当は、バラス島へのシュノーケリング半日ツアーに参加しようかなとも考えたのですが、前日の天気予報では雨の予報だったので、やめておくことにしたのでした。

星の砂海岸までは歩いてみました。30分まではかかりませんが、シュノーケリング道具をもっていると、けっこう疲れます。それにしても、予報では雨だったのですが、少しづつ晴れ間が広がって、海岸についたころにはすっかり晴天になっていました。晴れてきたこともあり、他のゲストもシュノーケリングを楽しんでしました。初日のときの暗~い雰囲気とは全然違いますね。やっぱり天気は重要です。午前中は潮が満ちているようで、シュノーケリングもやりやすかったです。


プレート方式の朝食。
あらじめ盛られているということですね

星の砂海岸。晴れていると雰囲気が違います

昼ぐらいまでシュノーケリングを楽しんだあとは、ヴィラに送迎をお願いしてホテルに戻り、シュノーケリンググッズを片付けました。昼食をとって、荷物をまとめた後に、港まで送ってもらいました。

船で石垣空港まで移動し、帰りは那覇経由で羽田にもどり帰宅しました。久々の国内でしたが、目的だったイソマグロの群れは見れたし、カスミアジの群れも大迫力でした。イソマグロの群れというと、これまで小笠原でみたマグロ穴がもっとも迫力がありましたが、オガン3の根のイソマグロの群れはそれ以上でした。なんといっても国内旅行ならでは楽さ、便利さは助かりますね。また西表島にきたいと思いました。

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