Nha Thang

2013年8月に行ったニャチャン(ベトナム)の旅行記です。宿泊先はエバソン・アナ・マンダラ&シックスセンシズ・スパ ニャチャンです。一日だけダイビングをしてベトナムの海に潜ってみました。

旅行前

短期で行ける、日本から近いリゾートでシーズン的に良いところを探していたのですが、ベトナムのニャチャンがリゾート地として開発が進んでいて、有名なシックスセンシズ系のリゾートに宿泊できるということで行ってみることにしました。

ダイビングもできるということで、1日だけ潜ってみることにしました。

ベトナム航空は日本からの便はエコノミークラスでも合計40kgまでOK(個数に制限なし)で、国内線も同じ40kgまでOKなので、荷物の重量は気にせずにすみます。

1日目
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成田 - ハノイ間の食事

ニャチャンへの直行便はないので、まずはベトナム航空VN311でハノイへ向かいます。飛行機の機材は新しく、ビデオはオンデマンドでした。日本の映画は含まれていませんでしたが、いくつかの映画は日本語吹き替えが入っていました。しかしながら到着までに4回ぐらいリセットがかかり、その度に早送りでリセット前に見ていたところまで早送りする必要がありました。

成田からハノイまでは5時間とちょっとです。 ハノイで入国審査を受けます。国内線もベトナム航空だったのですが、荷物は通しにはならないので、 ハノイで一旦受け取り、再度チェックインをして預けなおす必要があります。荷物を受け取って税関を通過した後に、国内線のカウンターに向かいます。ちなみにベトナムの入国および税関については、書類等を書く必要はありませんでした。

ハノイ空港の国際線の到着は1Fで、国内線のチェックインは2Fです。1Fに何箇所か両替があります。レートは場所によって微妙に違っていました。日本円からベトナムの通貨ドンへの両替レートは1円=212VHDでした。 ドルからの両替だと1ドル=約21,000VHD ぐらいだったので、わざわざドルに両替して持っていかなくても直接日本円から両替しても大丈夫でした。(1ドル=約100円でした)。

どのカウンターに行けばいいのかベトナム航空の案内所で聞いてみたところ、長い待ち行列ができているカウンターでした。やっと自分達の順番になってチェックインをしてみると、搭乗時刻が予定していた時間よりも大幅に(約2時間半ぐらい)遅くなっています。何かの間違いでは?と思って聞いてみると、私たちが利用する便は遅延が発生しているために、この時間になっているとのことでした。この遅れのお詫びとして食事が付くとのことだったので、指定されたレストラン(雰囲気はファーストフード)に行って、ヌードルを注文してみたところ、出てきたのはカップラーメンでした。他にもサンドイッチなどを選ぶことも可能でした。

Food2
遅れのお詫びの食事
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ハノイ - ニャチャン間の軽食

ハノイから、ニャチャンのある空港までは約2時間ほどです。ホテルスタッフは、荷物を受け取るところで待っていてくれました。空港からホテルまでは約40分です。車内ではおてふきと水がでました。

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ウエルカムドリンクとアイス

ホテルに到着したところでチェックインの手続きです。エバソン・アナ・マンダラには日本人のスタッフがいるので、日本語での説明でした。ウエルカムドリンクにウエルカムアイスがでました。パッションフルーツのアイスがうまいです。ウエルカムドリンクは普通にありますが、ウエルカムアイスは珍しいかもしれません。さすがシックスセンシズ系のリゾートです。

と、ここまでは良かったのですが、なんと予約しておいたカテゴリー(シービュー)の部屋が用意できていないという説明が...どうなってしまうんだろう?と思っていると、初日はガーデンビューに宿泊して、その後の2泊はアップグレードされてビーチフロントになるとのことでした。まぁ今晩はもう寝るだけなので、かえって明日からビーチフロントに泊まれるのであれば不幸中の幸いかなと考えることにしました。

さらにちょっとした問題があって、今回のツアーではいろいろな特典がついていたのですが、そのうちの1つのディナー一回無料が、チェックイン時に渡された特典リストに含まれていません。すでに夜遅くて予約係が不在のため、明日に確認するとのことでした。

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部屋は狭いです
Room2
WiFiは無料で使えます
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ダブルシンクです。洗面所は広いです
Room4
懐中電灯とドライヤー

ガーデンビューの部屋は、リゾートの中でも最も道路に近い場所にあるので、車の音が聞こえます。ベトナムではクラクションが日常的に鳴らされているので、このクラクションの音もよく聞こえてきます。

といっても長旅で疲れていたので、すぐに寝てしまいましたが。

2日目

朝食です。ベトナムらしく麺コーナがあります。和食については、のり巻きが用意されていました。

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麺コーナーです。早速、フォーを注文しました
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のり巻き

パンとジュースもたくさん用意されています。卵料理も作ってくれます。

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パンは美味しかったです
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ドリンク類。シェークもありました

ハム、チーズなども豊富に用意されていますが、いわゆる料理物はしゅうまいや肉じゃがのようなものぐらいで、あまり多くありませんでした。といっても、これ以上料理が並んでいても、とても食べられませんが。

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左側のスタッフが作っていたのはベトナム料理の
パインセオだと思います
Food10
フルーツはパッションフルーツが美味しかったです。
マンゴーもありました

朝食後はプールでのんびり過ごします。プールは二箇所ありますが、まずは大きい方のプールに行ってみることにしました。

Pool1
インフィニティプールになっています
Pool2
ふかふかのマットが気持ちいいです

黄色の旗を振るとスタッフが来ることになっています。このリゾートでは、デッキチェアでの水のサービスはありませんでした。

海がとても穏やかだったので、試しにシュノーケリングをしてみることにしました。この地区では、このエバソン・アナ・マンダラだけがオンザビーチのホテルになっていて、ビーチもプライベートビーチ感覚で使えるようになっています。といってもビーチはつながっているわけで、実際にはビーチを歩いていく人たちなどがいますが、ホテルゲスト以外で長居をするような人はいませんでした。

Beach1
プライベートビーチ感覚です
Beach2
ところどころにシャワーがあって便利です

海もボートなどが入ってこないようにブイで区切ってあるので、安心して泳げます。ビーチはさらさらの砂というわけではありませんが、特に石や岩などもなく、裸足でも問題ありませんでした。

逆に言えばリーフがないわけで、シュノーケリングでは砂地ばかりで魚はみかけませんでした。透明度も足元のフィンが霞んで見えるぐらいで透明度は1~2mぐらいです。海に向かって右側のブイの外側あたりに木の杭のようなものが何本かあるのですが、その根元にホワイトラインカーディナルフィッシュが何匹か見られたぐらいでした。

シュノーケリングは早々に切り上げて、プールでのんびりと過ごすことにしました。それにしても、海の水温も暖かかったですが、プールもかなりの温度です。天気が良くてとても暑い日だったので、プールぐらいはもう少し冷たいほうが気持ちが良いと思うぐらいでした。

今回のツアーにはいくつかの特典がついていたのですが、そのうちの一つ30分マッサージに行きました(時間は事前に予約します)。こういうのを受けると、もっと長い時間のコースを受けたくなってしまいますね。

Spa1
スパの入り口
Spa2
マッサージ後の飲み物
生姜の干したような物はさすがに辛かったです

マッサージの後は、ホテルのビーチレストランで昼食を食べました。

Food11
フライドライス。とても美味しいです。
タレで味付けを調整するようになっていました
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タルタルソースに惹かれて注文してみました。
イカは美味しかったです
Food11
特典のアイス。いろいろと選べます

昼食後は、これまた特典の一つのアイスを注文しました。値段に含まれているとはいえ、いろいろと特典があるのはうれしいですね。

昼食後に少し休んだところで、ガーデンビューからデラックス・ビーチフロントへ部屋を移動しました。

部屋の設備そのものは、そんなに変わらないのですが、なんといっても部屋が広いです。スーツケースを余裕で展開できます。道路から離れているので、車のクラクションの音もほとんど聞こえません。ビーチも目の前なので、なにかと便利です。

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デラックス・ビーチフロントは部屋が広いです
Room6
机の前に鏡があるので便利です

ガーデンビューも大きな浴槽が部屋にあったのですが、ビーチフロントの場合には半屋外になっていました。半屋外といっても壁も屋根もあるのですが、外にあるので洗面所などが湿らないのがいいですね。ただ部屋に置いてある説明書には、お湯は使い過ぎると、しばらく温度が上がらないようなことがかかれていて、こんな大きな浴槽にお湯をはったら、シャワーからお湯がでなくなるのでは?と思って結局は使いませんでした。シャワーだけで使っている分には特に問題はありませんでした。熱いお湯がたくさん出てきます。

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シャワーは半屋外でした
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クローゼット

アメニティはほとんどすべて揃っていますが、歯ブラシについてはフロントに連絡して持ってきてもらうようになっていました。蚊取り線香、虫よけなども部屋にあります。枕などをリクエストするための紙も用意されていて、置いておくと次の部屋のメンテナンス時に対応してくれます。 サンダルについては、編んであるタイプのものだったのですが、素材が硬く履くと痛くなってしまうため、使うことが出来ませんでした。

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アメニティです。
シックスセンシズ系らしく
自然な感じの包装になっています。
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シャンプーなど。レモングラスの香りです。

コンセントの形状は日本のものがそのまま使えますが、電圧が違うので100V専用のものは使えません。

部屋を移動した後に、明日のダイビングの予約をするために、アクティビティセンターに行ってみることにしました。リゾートから見えるビンパール島の近くにあるHON MUN島の周囲がダイビングポイントになっているようです。集合時間を確認して、再びプールに戻って夕方までのんびり過ごしました。

朝方は風がなくて海もすごく穏やかだったのですが、午後ぐらいになって風がかなり強くなってきました。それでもプールのデッキチェアは周囲の建物が風よけになってくれていることもあって快適でした。

夕食はホテルのベトナム料理のビュッフェに行きました。チェックインのときに入っていなかったディナーの特典については、その後に確認がとれて、3品のコース料理かビュッフェが選択できたのですが、スタッフによればビュッフェの方がお勧めということだったので、こちらにすることにしたのです。

ビュッフェというと、作りおきの料理がいろいろと並んでいるイメージがありますが、そうではなくてミニ露店のような感じで、各コーナーにスタッフがいて、注文すると料理をしてくれるようになっていました。

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ミニ露店が並んでいるような感じでした
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その場で料理してくれます

いろいろなベトナム料理が並んでいる上に、味についても、どれもとても美味しいです。ただ昼間に吹いていた風はほとんどなくなっていて、とても暑くて大変でした。

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生春巻き。その場で巻いています。美味しいです。
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揚げ物のコーナー

全部で10箇所ぐらいのコーナーがありました。 もちろんフォーのコーナーもありました。あまりにも美味しかったため、限界まで食べてしまい、翌朝の朝食があまり食べられなくなってしまうぐらいでした。

ディナー中にはベトナムの伝統舞踏も見られます。

Show1
伝統舞踏
Show2
衣装を変えながら何度か行われます

メッセージ