Hamilton

短期の日程でグレートバリアリーフにあるリゾートのハミルトン島に行ってきました。後半はケアンズからグレートバリアリーフでのダイビングに参加しました。

旅行前

グレートバリアリーフにあるハミルトン島はリゾートアイランドとして有名な島です。ホワイトヘブンビーチと呼ばれる真っ白な砂浜が広がるところなどに行ける島で、ホワイトヘブンビーチは一度行ってみたかったところだったので、短期で行ってみることにしました。短期のツアーだとハミルトン島二泊+ケアンズ一泊の組み合わせが多いのですが、グレートバリアリーフでのダイビングもしてみたかったので、ケアンズで一泊延泊してダイビングをすることにしました。

ケアンズまではジェットスター航空というLCC(格安航空会社)が運航しています。LCCということもあって、通常は手荷物の10kgまでしか料金に含まれていませんが、ツアーでは20kgまでの預かり荷物、食事と毛布が付いていました。といってもダイビング器材、カメラハウジングやストロボなどを含めて20kg+10kgまでに抑えるのが大変でした。

今回はSTWでツアーを申し込んであったのですが、出発が近くなってEチケットなどの資料が届いたので確認してみると、なんと帰国便のフライトが一ヶ月後の日付になっています。急いで連絡してみると、間違いということで正しい日付のものが送付されてきました。印刷ミスだったのか?とも思いましたが、ジェットスター航空のEチケットの日付そのものが一ヶ月後になっていたので、おそらくは旅行会社が取り間違えたのだと思います。もし帰国便が満席だったら、大変なことになっていたかもしれません。

ちなみに、最終旅行案内に記載されていたフライト時間もEチケットのものよりも1時間遅い時間になっていました。最終旅行案内の時間を信じて成田空港に向かっていたら危なかったかもしれません。

1~2日目

20:10 成田発のジェットスター航空JQ26でケアンズへ向かいます。LCCということで、古い機体なのかな?と思っていたのですが、なんと最新鋭のボーイング787ドリームライナーです。大画面の液晶モニタが各座席に用意されていますが、機内エンターテイメントは有料です。日本映画も一つ用意されていましたが、6AUDでした(AUD:オーストラリアドル)。USBポートがあるので、スマフォなどを充電できます。

定刻を少し遅れての出発でした。離陸してしばらくしたところで毛布等が配布されます。事前に申し込んであった人(もしくはツアーで付いていた人)のみの配布となるため、席を確認しながらの配布となります。このためけっこう時間がかかります。その後に食事となるのですが、こちらも席を確認しながらということで、なんだかんだで出発して2時間ぐらいかかりました。到着の1時間半ぐらい前から朝食が準備されるので、寝れる時間は数時間ぐらいです。ちなみに毛布については、ネックピロー、耳栓、アイマスク、ボールペン、歯ブラシ等がセットになっていました。その場で購入した場合には10AUDとなっていました。

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成田 - ケアンズ間の出発後の食事
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到着前の朝食

ケアンズには早朝4:40の到着です。日本より1時間進んでいます。入国審査の後、預け荷物を受け取って税関を通過したところで旅行会社のスタッフが待っていました。

ハミルトン島にはそのまま乗り継ぎます。国内線ターミナルに移動して、自動チェックイン機でチェックインをして荷物を再び預けます。自動チェックインの操作についてはスタッフがやってくれました。国内線はペットボトル等の持ち込みが可能です。

私は日本で円から豪ドル(AUD)への両替を行っておいたのですが、日本でのレートが105円=1AUDぐらいで、ケアンズの空港が108.6円=1AUDでした。

ハミルトン島へのフライトは8:10出発だったのですが、徹夜明けのような状態で椅子に座って待っていると寝てしまいそうです。ハミルトン島までは1時間ちょっとで到着します。ケアンズとハミルトン島間の時差はありません。

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ケアンズ - ハミルトン島間の軽食
Air
ハミルトン島に到着です。プロペラ機でした。

ハミルトン島に到着すると日本人スタッフが迎えてくれます。どのホテルに宿泊するにしても、まずはリーフビューホテルに行って20分ほどの説明を受けます。私達はリーフビューホテルに宿泊したのですが、ここには日本人スタッフが常駐しているので便利でした。

オリエンテーションの後には、カートで島を巡るアクティビティがあったようなのですが、私達は近くにあるキャッツアイビーチに行くことにしました。スタッフによれば、かなりおすすめのアクティビティだったようなのですが、ビーチ&シュノーケルが私達の定番のアクティビティなのです。ホテルにはまだチェックインできないのですが、着替えなどを行うための部屋があって、鍵付きのロッカーも使うことができました。

ビーチに行ってみると、潮が引いていて沖の方まで皆歩いてから泳いでいるようです。デッキチェアがいくつか置いてあって、無料で使えるようです。茅葺きのパラソルも何箇所かあるのですが、すべて埋まっていたので、木陰にデッキチェアを移動して休むことにしました。

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遠くまで潮が引いています
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天気は快晴でした

しばらく休んだ所でシュノーケリングをしてみることにします。遠くまで潮が引いているために、ずっと沖の方まで歩いていく必要がありました。歩いている途中で何回かエイを見かけました。

沖にあるオレンジのブイが近くなってきたところで、やっと深くなってきます。透明度はあまり良くありません。浅瀬には珊瑚はほとんどなく、また魚はあまり多くありませんでした。見られるのはベラの仲間が多く、特にブルータスクフィッシュをよく見かけました。ブイぐらいまで来たところの珊瑚では、場所によってはゴールデンストライプドバタフライフィッシュが見られることもありました。魚が少ないといっても、そこはグレートバリアリーフで日本ではあまり見られないような魚がいたりするので油断できません。

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ステーキバーガー

ひと泳ぎしたところで、ランチです。ビーチすぐ近くのセイルズステーキで食べることにしました。注文はカウンターで行って、席の場所を伝えておくと料理を持ってきてくれるようになっていました。飲み物は別のカウンタで注文します。

ビーチスポーツにおいてある看板には、アクティビティなどの時間が書いてあるのですが、その中にシュノーケリングタイムというのがあって、この日は14:30までとなっていました。スタッフに聞いてみると、14:30からはカヌーやパドルボードがOKとなる時間で、接触等を防ぐためにシュノーケリングタイムを14:30までにしているとのことでした。それ以降でも海に向かって左側であればシュノーケリングしても大丈夫とのことでした。

ちなみにホテルゲストであれば、部屋の鍵を見せることによりシュノーケリンググッズの他にカヌーやパドルボードも無料で借りられるとのことでした。カタマランヨットのように講習が必要なものは有料のようです。

確かに14:30になったところで、一斉にカタラマンヨットやパドルボードなどが出て行きました。私達はスタッフのアドバイスどおりに海の左側でシュノーケリングしたのですが、魚も少なかったのでしばらく泳いだところでやめました。浅瀬は水温が高いですが、沖の方に行くと冷水域があります。

ビーチのすぐ近くには大きなメインプールがあって、海から上がったあとはプールで泳ぐことにしました。このプールは誰でも自由に泳ぐことができます。それだけに、けっこう騒がしいです。パラソルはないので、木陰を探す必要があります。

夕方になったところでホテルに戻ってチェックインしました。荷物はすでに部屋に運ばれていました。

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ベッドはそれぞれがかなり大きいです
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広くて快適な部屋でした

シャワーブースと浴槽が別に用意されています。洗面台も二箇所にあって便利です。

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さらに左側に浴槽と、もう一つ洗面台があります
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アメニティなど
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ドライヤーも用意されています

使い方が分からなかったのがセキュリティボックスで、英語の説明によると磁気ストライプのあるカード「any credit or ATM card」をスキャンすると使えるとのことだったので、自分のクレジットカードを使ってみたのですが何度やってもエラーになりました。電話してスタッフに聞いてみると、セキュリティボックスの上にある白いカードを使ってくれとのことでした...

ドライヤーはクローゼットの中にありました。風量はかなりあるし、コンセントに差すタイプなので、どこでも使えて良かったのですが、洗面所にしか鏡がないので部屋ではドライヤーをかけられませんでした。

昨晩は機内でほとんど寝れていないのと、明日の朝はアクティビティに参加するために早く起きる予定なので夕食はホテルのレストランへ行きました。

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ピンクレモネード
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ホタテのグリルはあまり美味しくありませんでした

日本語メニューがあったので、カツレツを注文してみたのですが、なんかイメージが違うような??ひょっとすると誤訳?

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パンプキンリゾットは美味しかったです
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和牛のカツレツ

ちなみに到着時のオリエンテーションによれば、ハミルトン島のレストランではミールクーポンというものが用意されているようです。あらかじめ日本人スタッフがいるカウンターでセットになっているメニューでクーポンを購入しておけば、レストランでの注文もスムーズに行くというものなのですが、私達はその場にならないと食べたいものが決まらないので利用しませんでした。

3日目

今日はいよいよホワイトヘブンビーチのアクティビティです。あまり時間がなかったので、朝食はホテルのレストラン(ビュッフェ)で食べることにしました。

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料理はいろいろと揃っていました
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パンなど

リゾートではよくあることですが、ここでも鳥が餌にありつこうと常に狙っています。席をはずすとすぐに来るので、ビュッフェをとりに行くのも交代で行く必要がありました。

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和食は、ご飯と味噌汁(具なし)の他には
漬物が少しあるぐらいでした。
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コーヒー

フルーツもいろいろと用意されていて美味しかったのですが、ヨーグルトは酸味がかなり強かったです。

Cart
ホテル前にはカートがずらりと

ホワイトヘブンビーチのアクティビティは、マリーナの桟橋に集合だったので、グリーンシャトルバスを利用して行くことにしました。ハミルトン島内には無料シャトルバスが運行されていて、このグリーンシャトルバスはリゾートからマリーナに行くのに便利です。説明では朝7時から15分毎に運行しているとのことだったのですが、25分待ったところでやっと来ました。歩いても15分ぐらいらしいので、バスを使わない方が早かったかもしれません。

ちなみにハミルトン島はカート天国のような感じになっていて、多くのゲストが移動にカートを使っていました。道路にはバス以外にはほとんど車は走っていなく、そのかわりにカートが走っています。

集合時間に間に合わないかもと焦ったのですが、なんとかギリギリで到着です。桟橋のカウンタでチケットを購入したところ、出発まで20分ほど時間があるので、周辺で待っているように言われました。集合時間については余裕を持って伝えられていたようです。私達は旅行会社経由ではなくて、オプショナルツアー会社経由で予約してあったので、旅行会社経由で申し込んだ場合には、集合の仕方とかが違うかもしれません。

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この船に乗っていきます
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インスタントコーヒーと紅茶はいつでも飲めます

船は冷房が強めにかかっているので長袖の服などを持っていたほうがいいと思います。クラゲ避けのスイムスーツを無料で貸し出していたので、借りておくことにしました。足先から手の先さらにはフードまでカバーできるようになっています。

ホワイトヘブンビーチまでは1時間かからないぐらいで到着しました。

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スイムスーツ
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到着です

名前のとおり真っ白な砂浜がはるか遠くまで続いています。砂は片栗粉みたいにサラサラしていて、歩くとキュッキュッと鳴ります。確かにここはきれいなところです。ただし波打ち際の水に濡れたところは真っ白というわけにはいかないようです。

パラソルとかはないですが、木陰がところどころにあるので、そこでのんびり過ごしたり、海で泳いだりして過ごしました。一応、マスクも持ってきていたので、ちょっと水中を覗いてみたのですが、ずっと砂地で魚もいなかったので早々にやめました。クラゲはいませんでした。

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海もキレイです
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船からの撮影

二時間ほど滞在したところで帰りの時間になりました。本当は1日過ごせるコースが良かったのですが、この日はなぜか半日のコースしかなかったのです。帰りの船ではスコーンとクッキーが用意されていて長蛇の列になっていました。デイドリーム島に寄って午後の1時頃にハミルトン島に戻りました。

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カラッと揚がっていました

ランチはマリーナにあるフィッシュ&チップスで購入しました。ソースは別売りで、タルタルソースが2AUDでした。魚の揚げ物はカラッと揚がっていてとてもうまいです。タルタルソースも絶品でした。

昨日は2時半までがシュノーケルタイムだったので、ランチ後にのんびりと休憩しているとシュノーケルができなくなってしまうかも?と思いながら急いでビーチへ行ってみると、ビーチは昨日の午前中のように遠浅で浅瀬をたくさんの人が歩いています。看板を見てみるとなんと今日は午後の4:45までシュノーケリングタイムとなっています。今日はシュノーケルタイムが終わったら、パドルボートをやってみようと張り切っていたのに...4時頃には水位も上がってきていたのですが、スタッフは準備する気配なしです。パドルボードができるか聞いてみたのですが今日はもうだめで明日の朝にしてと言われてしまいました。といっても短期滞在の私達は、明日はもうケアンズに戻ってしまうのです。短期の予定だと、いろいろと都合が合わないことがでてきてうまくいかないものですね。

しかたがないので、午後はシュノーケリングをしながら過ごすことにしました。昨日も見つけたゴールデンストライプドバタフライフィッシュを探してみたのですが、なんとか見つけることができました。

ホテルに戻ったところでWiFiを使うためにパスワードを調べることにしました。説明によるとテレビを付けて青いボタンを押すとわかるとのことだったのですが、部屋のテレビの電源が入りません。フロントに行って部屋番号を告げたところパスワードを教えてくれました。

ハミルトン島はほぼすべてのホテルとレストランが同じ系列で経営されているらしく、宿泊先以外のレストランで食べても、部屋付けにすることができます(ただしホテルの鍵の提示が必要です)。WiFiについても、宿泊先のホテル内だけでなく、外のレストランでも使うことが出来ました。これは便利ですね。
※ただアクセスポイントがいくつもあって、どのポイントで有効なのかを見つけるのが大変でした。私はGUEST INTENETでつながりましたが、宿泊先のホテルによっても違うかもしれません。

WiFiについては最初の300MBまでが無料で、その後は有料となります。いきなり有料になるということはなくて、切り替え時には確認の画面が表示されるとのことでした。

夕食は予約の要らないカジュアルなイタリアンのマンタレイカフェに行きました。店に入ってみると、なんと40分待ちとのこと。その間にマリーナにあるお店でも見てみようと、通りを歩いてみたのですがレストラン以外のお店はすでに閉まっていて見るものはありませんでした。

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イカ
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ミートラバーとサーモンのハーフ&ハーフです

食べ終わった所で、バスでホテルに戻ります。バス停以外でバスに乗ろうとした人がいたのですが、運転手に断られていました。

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