Seychelles

インド洋にあるプララン島(セイシェル)に行ってきました。宿泊はコンスタンス・レムリアです。ダイビングは二本だけ潜ってきました。

旅行時期:2015年9月

旅行前

インド洋で有名なリゾートといえば、誰もがモルディブを思い浮かべると思います。これまでにモルディブには何回か行っているのですが、もう一つのインド洋のリゾートであるセイシェルには行ったことがなかったので、行ってみることにしました。セイシェルはアフリカ大陸の近く、赤道よりも少し南に位置しています。年間をとおして25℃以上と、まさに南国です。ちなみにセイシェルは「インド洋の真珠」、モルディブは「インド洋の宝石」と呼ばれているそうです。

セイシェルにはいくつかの島があるのですが、今回私達が滞在したのはプララン島です。ここにはトリップアドバイザーという口コミサイトで発表された世界のベストビーチ2015で6位に選ばれたアンスラジオがあります。

セイシェルまではエミレーツ航空(ドバイ経由)かエティハド航空(アブダビ航空)で行くのが一般的のようなのですが、私達は羽田発のエミレーツ航空を利用しました。羽田発だと会社から帰ってからでも出発のフライトに間に合うという利点があります。 旅行を申し込んだ時には、乗り継ぎに特に問題はなかったのですが、出発少し前になって帰りのフライトの時間変更があったために、リゾートを出発する時間が5時間ぐらい早まってしまいまいた。その分、ドバイでの接続が悪くなってしまい7時間も待たなければならなくなりました。

セイシェルまでのエミレーツ航空の預け荷物の重量制限は30kgなので、ダイビング器材を持っていくのも楽です。セイシェルの国際空港からプララン島へは国内線での移動で、預け荷物の制限が20kgになっているのですが、国際線からの同日乗り継ぎの場合には制限が緩和されるので(30kgになるのか35kgになるのか忘れました)、エミレーツ航空の制限の30kgまでにしておけば大丈夫です。ただ今回は行きの羽田で機内持ち込みの荷物の重量を量られました。ギリギリ7kgまで減らしてなんとかクリアしました。機内持ち込みは1個だけになっているので注意が必要です。

1日目

00:30 羽田発のエミレーツ航空EK313でドバイへ向かいます。ドバイまでは10時間以上かかります。羽田でのチェックインのときに、カウンタの係員からセイシェルは査証(ビザ)が必要ですが、大丈夫ですか?と聞かれました。旅行会社からは事前にビザを取得する必要があるとは聞いていなかったので、どういうこと?と思ったのですが調べてみると、「一ヶ月までの滞在であれば空港で滞在許可(査証)がもらえる」ということでした。ビザが必要といっても、本当に旅行前に取得しなければならないケースと、その場でもらえるケースがあって紛らわしいです。ちなみにJTBのサイトでは、その場で許可がもらえるということで査証は不要と記載されています。

Air1
席によっては電源が用意されています
Air2
映画はオンデマンドで見られます

機内エンターテイメントは充実していて、日本映画が3本と、日本語吹き替えの映画が14本用意されていました。

Food1
羽田 - ドバイ間の夕食
海鮮丼と記載されていました
Food2
羽田 - ドバイ間の朝食

ドバイには現地時間で朝の6時に到着です。ターミナルへはバスでの移動でした。ターミナル近くまで来たところで、バスが渋滞しています。どんだけ混雑している空港なのでしょうか?バスに乗って20分ちょっとかかって、やっとターミナルに着いたのですが、こんどは乗り継ぎで中に入るための保安検査所が大混雑になっていました。その後は保安検査所はないのでターミナル内で購入した飲料等は次のフライトに持ち込むことが出来ます。

Food3
ドバイ - セイシェル間の食事

ドバイからセイシェルまでは5時間程度です。ドバイとセイシェルには時差はないので、ドバイで調整すればあとはOKです。経由地から先のフライトの機内エンターテイメントには日本映画がないことが多いのですが、このドバイ - セイシェル間は羽田からの便のものよりも新しいシステムが使われているようで、日本映画だけで20本以上も用意されていました。

セイシェルに到着したところでイミグレーションを受けますが、その前にヘルスチェックのカウンタがありました。全員の体温をサーモグラフィーでチェックしているようです。イミグレーションでは復路航空券を提示します。といっても今はeチケットなので、控えを見せればOKでした。荷物を受け取ったところ、一つだけペケマークが付けられていてなんだろう?と思っていると税関でその荷物だけ詳細なチェックを受けました。なぜペケマークがついていたのかは不明です。鍵をかけていたからでしょうか?

旅行会社のスタッフと合流して国内線のチケットを受け取ります。国内線のターミナルに移動してチェックインをします。ここでは手荷物の重量は量られませんでした。国内線の保安検査場では水の持ち込みはOKでした。

セイシェルの本島(マヘ島)からプララン島までは国内線で20分程度です。モルディブの水上飛行機と同じぐらいの大きさの、とても小さな飛行機です。手荷物が5kgまでOKといっても、頭上に荷物室はないので大きな荷物を持ち込むと大変です。

Air3
機内はかなり狭いです
Air4
プララン島までの国内線

プララン島での滞在先は、コンスタンス・レムリアです。荷物を受け取って、ホテルへの送迎を待ちますが、なかなか来ません。結局、私達は乗客の中でも最後となってしまいました。ホテルでは、まずコンシェルジェというところに到着して荷物を下ろし、そこからカートでレセプションに移動してからチェックインとなります

Resort1
レセプションからの眺め
Food4
ウエルカムドリンク

部屋にはカートで送ってもらいました。私達が宿泊したのはジュニアスイートです。名前を聞くと凄そうですが、これで一番安い部屋になります。

Room1
部屋はちょうどいいぐらいの広さです
Room2
机など
鏡があってドライヤーをかけるのに便利でした

WiFiは無料で使用できます。机の下側にMacが付けられていて、パソコンを持って行かなくてもテレビからインターネットができるようになっていましたが、試してみたらネットワークにつながりませんでした。持参したPCからはWiFi経由でネットには接続できました。
この机の下のMacはファンの音がかなり鳴るので、夜は背面のボタンを長押ししてOFFにしました(強制終了になってしまいますが...)。ただし、このMacをOFFにするとWiFiが使えなくなるので、朝に再びONにするようにしました。

Room3
湯沸し器が用意されています
Room4
バスローブやスリッパ
も用意されています

ペットボトルの水は無料で部屋に用意されていました。部屋のクリーニングの際に数本が補充されるので、現地で購入する必要はありませんでした。冷蔵庫もあるのですが、ミニバーの飲み物で一杯で、他の物を入れる余裕はほとんどありませんでした。ペットボトルの水を1本入れるのがやっとぐらいです。

Room5
ダブルシンクです
Room9
SE型のコンセント

コンセント形状はSE型(C型のアダプタが使えます)と、BF型の両方がありました。部屋にはコンセントアダプタは用意されていなかったので持参する必要があります。ちなみにドバイの空港はBF型でした。

Room6
アメニティ
Room10
袋には歯ブラシとカミソリが入っています
Room7
浴槽もあります
Room8
シャンプーなど
白いボトルがコンディショナーです

浴槽の他にシャワーブースがあります。シャワーブースは扉が閉まるようになっているので、洗面所の床がビショビショにならずに済みます。初日は湯温がとても低く、こんなのを浴びたら風邪を引くかも?というぐらいでした。スタッフに連絡したところ、翌日からはちゃんと熱いお湯がでるようになりました。といってもダイアルを一番熱くして丁度いいぐらいの湯温でしたが、湯温は安定しているし、浴槽とシャワーブースの両方でつかっても特に問題もなくて、良かったです。

Room11
ベランダのテーブル
Room12
ベランダのソファー

ベランダにはテーブルとソファがあったのですが、蚊がいたためほとんど使いませんでした。

Room13
4もしくは8部屋で一棟です
Room14
ドライヤーが用意されています

部屋は4もしくは8部屋で一棟になっていました。一階だったので、上の階の音が時折聞こえてきました。隣は宿泊者がいなかったようです。反対側の隣は階段で区切られているので、音が響くことはありませんでした。

ツアー会社からの説明が夕方からあるということで、コンシェルジェ横のデスクに行くことにしました。カートを呼んだのですが、なかなか来ません。ちょうど荷物を届けてくれたカートが来たので、コンシェルジェまで送ってもらうことにしました。本当は、ダイビングの予約をしたかったのですが、すでにダイビングセンターは閉まっている時間だったのであきらめました。

ツアー会社からの説明...というのは要するにこんなアクティビティがあるよという宣伝なのですが、せっかくなのでアンスラジオのビーチへのツアーについて聞いてみました。ツアーだとヴァレ・ド・メ国立公園も一緒に行くコースしかなく、あとはチャータのような形で車を手配するかでした。

次にコンシェルジェに行って相談してみたところ、レンタカーを勧められました。1日65ユーロで一番安く済みますし、時間も自由です。早速、明日の予約をすることにしました。免許証は日本のものでOKで、国際免許証は不要でした。
※バスが一番安く行けるようなのですが、バス停からビーチまではかなり距離がある上に、丘を越える必要があってけっこう大変そうです。

セイシェルまでの長旅もあってすぐに寝たかったので、夕食は部屋で食べることにしました。

Food5
ウエルカムフルーツとジュース
Food6
ピザを注文

部屋にはウエルカムフルーツとシャンパンが用意されていたのですが、シャンパンの方はジュースに変更してもらいました。

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