リゾートインガゼボ
大村地区にある素泊まり宿です。値段はちょっと高いですが、なかなか快適な宿でした。
June 26 ~ 29, 2002
部屋によって、間取り等はかなり違いがあります。利用したのは301号室は、バス・トイレ・キッチン付で、ロフトが寝室になっています。冷蔵庫やオーブンレンジなどからテレビにビデオデッキも置いてあって、設備は充実しています。エアコンもリビング+ロフトにそれぞれあります。この部屋は3Fなのですが、リビングが北側で表通りに面しているため見晴らしが良くありません。カーテンが薄手のものしかなく、着替えるときなど気を使わなければなりませんでした。南側からならビーチや港が見えるので、こちらにリビングがあれば最高なのですが...
ベッドはセミダブルぐらいの大きさがあるのでゆったりと寝る事ができます。部屋もきれいだし、風通しも良いので快適に過ごせますが、値段がちょっと高いのが難点ですね。私たちが行ったときには、部屋の電話が休止中になっていたので、ドコモの携帯があればもって行ったほうが良いでしょう。
キッチン付なので自炊することができますが、1Fが料理屋になっているらしく、予約すれば朝食・夕食をたべることができます。私たちは利用しませんでしたが、夕食時はかなりにぎわっていました。看板もない店なのですが、ひょっとするとかなりおいしいのかも??ダイビング後に自炊するのは大変なので、夕食はすべて外食にしました。ガゼボは大村地区にあるので、食事処は周囲にたくさんあります。特にこの店がおいしいというのは見つけられませんでしたが..
朝食はパンを食べて節約したのですが、ヤマザキパンなどのメーカ製は、小笠原丸とともにやってくるので入港後の数日で店に並んでいるパンはすべて賞味期限切れになってしまいます。ホライズンドリームに行けば、自家製のパンがあるので大丈夫です。ただし出港日には、ほとんどのパンが売り切れになっていました。
ビーチまでは徒歩1分程度です。湾の内側ということもあって、あまり綺麗ではありませんでした。珊瑚のかけらも多く、素足ではちょっと厳しい。美しいビーチに行くとしたら、バスもしくはレンタカーで他の地区に行く必要があるでしょう。
私たちはダイビングしかしなかったのですが、イルカウオッチングなどいろいろなアクティビティがあるようです。小笠原では父島周辺でも、ケータでもボート上から何度もイルカを見かけました。さらに何度かジャンプしているのも見かけました。ダイビングでは、一度だけ水面休息の間にドルフィンスイムを楽しむことができました。かなり近づくことはできましたが、一緒には遊んでくれなかったのが残念でした。
唯一、小笠原で観光したのは三日月山展望台です。ここからは夕日を見ることができます。大村地区からは近いので、毎日通えば最高の夕焼けをみることができるかもしれません。山の上にあるので歩くと大変です。私たちは自転車で行きましたが疲れ果てました。
連日30℃の好天に恵まれました。東京都心は、まだ梅雨なので一足先に夏の気分を満喫できます。日焼けには注意が必要ですね。小笠原の人々は、みんなすごい日焼けしていました。
小笠原の情報としては、観光協会のホームページが役に立つと思います。気になるのは、小笠原までの往復の船での船酔いですよね?船酔いするかどうかは、個人差もありますが、海況によるようです。行きは八丈島の寄港が中止されるほどのシケで、酔い止めを飲んであったのですが、思いっきり船酔いしました。寝ていれば大丈夫なのですが、起きて歩くとダメです。船酔いの弱い人は、起き上がらなくても食べられるものを持っていったほうが良いと思います。カップラーメンはお湯を入れに行かないといけないので、給湯所まで歩くのがつらかったです。帰りは、ほとんど揺れなかったせいか船酔いはしませんでした。さっちゃんは全く船酔いせずに元気でしたので、個人差が一番大きいようです。ちなみに私はかなり弱い方です。
有名な小笠原からの出港の際の、ボートのお見送りはこのときもやっていました。現在は監視艇があって、以前ほどは近くまで寄れたないみたいです。ダイビング船にはスタッフ+お客さんが多数乗船していて、恒例の飛び込みもみることができました。評判がよかったのは、黄色のイルカウオッチング船で、運転手しか乗っていないのに、最後の方まで見送ってくれたり「蛍の光」の音楽を流したりと楽しませてくれました。効果的な宣伝なのかもしれません。