トンガリサカタザメ
和名
Rhynchobatus djiddensis (Forsskål, 1775)
学名
Giant guitarfish
英名
ガンギエイ目 - サカタザメ科 - トンガリサカタザメ属
分類
インド洋、紅海
分布
全長
拡大写真
Sony RX100M5
撮影地:リーティ(モルディブ)

拡大写真
撮影地:リーティ(モルディブ)
モルジブのバア環礁にあるリーティリゾートで行われている餌付けで見ることが出来ました。これまででダイビングで見かけたことはありません。サカタザメといってもいろいろと種類がいるのですが、トンガリサカタザメは大きな背ビレと尾ビレが上下に二又に分かれるのが特徴です。また全長もかなり大きく、おそらくはこの写真の個体も、人の身長よりも大きかったのではと思います。他にはヒレに白い斑点がある、上部に白い斑点の列があるなどの特徴もあります。
サメと名前が付いていますが、エイの仲間です。ただエイといっても、他のエイのように羽ばたくように泳ぐのではなくて、サメのように体をくねらせて泳ぎます。ひょっとすると、元々はこの泳ぎ方からサメという名前がついたのかもしれません。
トンガリサカタザメは、以前はトンガリサカタザメ科として別の科として分類されていましたが、今はサカタザメ科の下の亜科として扱われているようです。
Fishbaseによると西太平洋で見られる種はこれとは別ではないかと記載されているので、このサイトでは分布範囲から太平洋は除いています。
トンガリサカタザメは絶滅危惧に分類されています。