../../area/maldives/southerncross/diving/southerncross.jpg

2003年の3月に行ったモルジブでのダイブクルーズ(サザンクロス)の旅行記です。いいポイントのオンパレードで、モルジブの底力に圧倒されました。

※このときのガイドの太田さんは2007年に引退してしまいました。

旅行前

これまで何回かモルジブには行っていましたが、サンアイランドではジンベイ期待もはずれ、フィリティヨもダイビングはいまいちだったりで次はどこにしようと悩んでいました。そんなときにモルジブクルーズではジンベイが見られるという話を聞き、それならとダイブクルーズに申し込むことにしたのでした。クルーズ船については最近就航したサザンクロスにすることにしました。デッキにはジャグジーもあるということで、なかなか快適そうです。

この旅行は、私が新しく買ったビデオのデビューになりました。新しいビデオでいいシーンが撮れるといいのですが。

1日目

スリランカ航空UL455で成田(13:20)からコロンボ経由でマーレ(22:00)へ。ダイブクルーズの場合、マーレで一泊せずにそのまま船に乗れるので楽です。そのかわり夜遅くに船に着くことになるので、かなり眠くほとんどバタンキューでした。

2日目

一本目ではムレハタタテダイのかなり大きな群れが見られました。二本目ではマダラトビエイの20匹以上の群れが見られました。三本目はロウニンアジの群れ。かなり巨大なロウニンアジが沢山いて迫力でした。基本は一日三本なのですが、初日からかなりいいダイビングが続きました。別のチームはイルカも見たとのことでした。

期待のジャグジーは、まだ完成していないのか使えないとのこと...ちょっと残念。それにしてもダイブクルーズは快適です。モルジブのリゾートでは、部屋からダイビングサービスまでの移動がなかなか大変だったのですが、ダイブクルーズだとほとんど歩く必要がありません。潜って食べて寝ての繰り返しでダイビングを満喫できますね。

3日目

昨夜のうちに船は南マーレからアリ環礁に移動していました。二本目がジンベイ狙いのダイビングで、見事にジンベイを発見!ダイビングだと前後左右と上下から撮影できるのでいいですね。それでも、相当息があがりましたが。昼食後に休んでいると、ジンベイ発見の通報が。サザンクロスはかなりデッキが水面から離れているので、飛び込むのに勇気がいるのですが、そのときには何も考えずに飛び込んでいました。ジンベイは食事中だったらしく一定距離を往復していたために、長い間一緒に泳ぐことが出来ました。初ジンベイで最高の一日でした。

三本目のマンタポイントは、ちょっとしか見られずに終わりました。そのかわりヨスジフエダイの巨大な群れが見られました。モルジブの魚影の濃さは凄いものがありますね。

4日目

一本目ではマンタが三枚ずっと舞っていました。すばらしいです。二本目は何もでず。ここまでどのダイビングも良かったのですが、ついにハズレのダイビングになってしまいました。三本目ではイエローバックフュージュラーの大群がカスミアジから左右に逃げていました。そのたびに群れの色が青・黄色で切り替わりとてもきれいでした。この日は四本目をマンタポイントで潜りました。残念ながら一枚も出ず。とおもいきや別のグループは5~6枚を見たとのこと。ちょっと運がなかったかな?

5日目

一本目は再度同じマンタポイントで潜りましたが、マンタは一枚だけ。二本目は別のマンタポイント。なんと8枚のマンタがずーと旋回していました。途中には相当近くまで寄ってくれました。エグジットのときにもまだ旋回していて、ここまですごいマンタの旋回は見たことがありません。

三本目のポイントはFish Head。ナポレオンが餌付けされているらしくダイバーから逃げません。かなり大きかったです。四本目ではサメがかなりいました。ちょっと遠かったですが、それでも何回かは近くまできました。

6~8日目(最終日)

一本目はハンマー狙いだったのですが出ませんでした。二本目・三本目はどちらかというとマクロ系のダイビングでした。

翌日は船でのんびりと過ごしたのですが、半日はパラダイスリゾートに停泊したため、シュノーケルをして楽しみました。クルーズ船ではなかなか食べられないアイスも食べました。

次の日にマーレからコロンボ経由で帰国しました。これまでリゾートに泊まりながらダイビングをしてきましたが、クルーズのダイビングは全く別物ぐらいに感じました。ジンベイにも会えたし、マンタもすばらしかったです。魚影も濃くて大満足の旅行でした。ただモルジブのリゾートでのんびりするというのもなかなか捨てがたく、次もクルーズにするかどうか悩みそうですね。

メッセージ