情報

利用したダイビングセンターの情報 スランガン マリンサービス(SERANGAN Marine Service)

利用したホテルの情報 バリハイアット ... BALI HYATT アヤナリゾート ... AYANA RESORT & SPA (ホテル棟) アヤナリゾート ... AYANA RESORT & SPA (ヴィラ)

バリの情報

5日目

4日目までは前半編にあります。

今日から天気が良くなるはずが、朝から曇天でときおり雨も降っています。この日はバリハイアットでのんびりすることにしました。当初の計画では、一日二本のダイビングで、三日間の予定だったのですが、バリにきたらやはりスパに行きたいということで、ダイビングは二日間にして、器材を乾かしながら、のんびりとしてスパに行くことにしたのでした。最近はスランガンは一日三本が基本になったらしく、トータルのダイビング本数は同じなので、まぁいいかなと。ちなみにお目当てだったスパはすでに予約で一杯で、結局マッサージになってしまいましたが。


アマヌサのプール

やっと昼近くになって青空がみえるようになってきたところで、昼食をたべにアマヌサに行きました。アマヌサは、ヌサドゥア地区にあるアマングループの高級リゾートですが、ランチは宿泊客じゃなくても食べられます。送迎などのアレンジは、スランガン・マリン・サービスがやってくれました。丘の上にあるので、レストランからの見晴らしはとても良かったです。天気もすっかり良くなっていました。

Amanusa

インドネシア料理、タイ料理と西欧の料理が用意されていました。タイ料理に パッドタイがあったので頼んでみることにしました。パッドタイは最も一般的なタイ料理ですが、私達はかなり気に入っている料理です。味の方も抜群に美味しかったです。さすがにアマンですね~。それにしても静かなリゾートです。バリハイアットとは違いますね。値段も全然違いますが...


パッドタイは美味しかった。盛り付けもグッドです

ナシチャンプルはいろいろな味が楽しめました

バリハイアットに戻ってみると、実はこんなにゲストが泊まっていたんだ!と思うぐらいに、プールサイドやビーチのデッキチェアがほとんど埋まっていました。バリハイアットはガーデンにもデッキチェアがあるのですが、そこもほとんど埋まっています。これまで天気が悪かったのでデッキチェアにあまり人がいなかったんですね。やっぱり晴れてこそのリゾートですね。

バリハイアットの前の海は遠くまで浅瀬が広がっていて、泳ぐのには適していませんが、昼過ぎ頃はちょうど満潮になっていて膝ぐらいの水位があったので試しにシュノーケリングしてみることにしました。ちなみに、一面に藻が生えていて歩くのも大変なのですが、一箇所だけ沖に向かって藻が生えていない通路のようなものがあります。獣道の海版のような感じでしょうか。なにか珍しい魚がいないかな?と膝下ぐらいしかない水位の中、獣道を進んでみましたがダンダラトラギスしかいません。泳げど泳げど、いっこうに深くならず、相変わらず膝下ぐらいです。かなり沖の方まで進んでみたところに、ちょっとしたリーフがあり、そこにロクセンスズメダイミスジテンジクダイがいました。獣道はさらに沖の方まで続いていましたが、何もいなさそうだったので、そこで引き返して戻ることにしました。ちなみにリーフにはガンガゼがいたので、注意が必要です。

この日の夕食は、スランガン・マリン・サービスお勧めのヴィレッジに行ってみることにしました。バリハイアットからだとかなり歩きます。イタリア料理の店でモダンな感じの店でした。席は分煙されていますが、禁煙の席は店の中で、ガンガンに冷房が効いていてかなり寒かったです。上着を持って行ってよかった...リゾットを二つ注文しましたが、ソースは同じで具だけ違うようになっていました。味はなかなか美味しかったです。

6日目

いよいよアヤナリゾートに移動です。2009年4月にリッツカールトンバリからアヤナリゾートに変更になったホテルです。これまでにリッツカールトンだった頃の2004年、2005年の2回利用したことがありますが、アヤナリゾートになってからは、もちろん初めてです。サービスなど、どのようになったのでしょうか?

最初の一泊は、オーシャンフロント・クリフ・ヴィラです。1泊でバリハイアット6泊分ぐらいの値段がしますが、2005年に見学させてもらったときにとても素晴らしかったので、一度は泊まりたい!と思っていて、今回の旅行でついに思い切って予約したのでした。ヴィラのチェックインは、アヤナのホテル棟とは別の場所にあります。ホテル棟のロビーはいつも混みあっていますが、ヴィラのチェックインは静かな雰囲気でした。本来のチェックインは3時で、まだ時間があったので、パブリックプールで泳ぎながら待つことにしました。

ヴィラの方のパブリックプールはあまり広くありませんが、周囲に花がたくさんあってきれいです。ヴィラにはプライベートプールがあるためでしょうか、パブリックプールにはほとんどゲストはいませんでした。目の前にライブラリの建物があったので、本を借りてデッキチェアで読むことにしました。日本語の小説なども置いてありました。

部屋に入れるのは、午後になってからなので、デッキチェアで昼食をとることにしました。ミー・ゴレンを注文してみましたが、塩味が濃すぎです。ホテル棟のプールで注文したときのナシゴレンは美味しかった記憶があるのですが、こちらはいまいちなのでしょうか?しばらくして部屋の準備ができたということで部屋に移動することに。いよいよです。

第一印象は、とにかく広い!部屋はリビング・寝室・洗面所・浴室で構成されていますが、どの部屋もとても広いです。さらにオーシャンフロントビラは、海に向かって一番前の列の部屋なので、部屋の前の庭が崖まで広がっています。目の前になにもさえぎるものがない状態ですね。すばらしい開放感です。どの部屋からも海が見えますが、特にバスルームからは一望できるようになっていました。


洗面所はダブルシンク。なんて豪華!

とにかく広いバスルーム

プライベートプールの大きさもかなり広く、前回泊まったフォーシーズンズの倍ぐらいはあるのではないでしょうか?一応、部分的にインフィニティプール風になっているところもグッドです。

デッキチェアにパラソルがあるのもうれしいですが、特に東屋の心地よさは最高でした。世の中には、こんなに極楽なところがあるんですね~。これなら一泊じゃなくて、もう一泊もヴィラにしておけばよかったかも?なんて思ってしまいます(支払いのことは忘れて)。


プライベートプールもかなり広いです

オーシャンフロントは庭が広いです

ただしちょっと気になったところも。床までツヤツヤの大理石の浴室はすばらしく豪華なのですが、そのかわり濡れたところは滑りやすいので注意が必要です。濡れても色が変わったりしないのでわかりにくく、気を抜いて濡れたところを歩くととツルッとなります。私たちも、それぞれ一回ずつ滑りました。かろうじて転ばなかったので、大事には至りませんでしたが、大理石の床で転んだらかなり痛そうです。それと備え付けのドライヤーは、いまどき350Wのもので、すごい弱いです。乾かすのにとても時間がかかりました。


庭から見た夕日

アヤナリゾートは島の西側に位置しているので、きれいな夕日が見られます。真正面ではありませんでしたが、庭に出れば夕日が見られました。

とてものんびりできた一日でした。

7日目

ヴィラ宿泊の朝食はダヴァ「DAVA」になります。ホテル棟の朝食はビュッフェ形式ですが、こちらはメニューから一品を注文するようになっています。+αでビュッフェも用意されています。メニューには和朝食もあったのですが、朝一番に行ったせいか、まだ準備できていないとのことでした。仕方がないのでポーチドエッグとワッフルをそれぞれ注文することにしましたが、準備が出来次第、和朝食も追加で用意してくれるとのことでした。さすがにサービスいいですね。スタッフも常に笑顔で応対しています。あまりにも対応が良すぎて、ちょっと不自然な気がしてしまうほどです。


見晴らしがいいレストランです

ビュッフェも用意されています

ポーチドエッグはとても美味しかったです

ワッフルは普通でした。

料理はさすがにどれも美味しいです。ただワッフルは、ほんとにワッフルのみでせっかくの一品でこれを注文するのはもったいないような気がしました。お腹も一杯になってきたころに和朝食が用意できたとのことで、お願いすることにしました。味噌汁など、ちゃんと日本の味がします。先日のプールサイドでのミー・ゴレンの味がいまいちだったので心配していましたが、こことは別のようですね。期待できそうなので、今日のディナーの予約をして部屋に戻りました。


和朝食はちゃんとした日本の味でした

朝から快晴です。黄色の花がきれいでした。

チェックアウトの時間まで東屋でのんびりしたり、プールで泳いだり極楽なヴィラ暮らしを満喫しました。チェックアウト後は、ホテル棟に移動です。ホテル棟のチェックインカウンタはたくさんの人でごった返していました。チェックインの時間までは、まだ少しあったのですが、部屋にすぐ入れるということでした。ヴィラからの移動だったので、ホテル棟の部屋だとかなりしょぼく見えるかなぁと心配していたのですが、ホテル棟の部屋でも十分に豪華な部屋です。部屋に荷物を置いてメインのパブリックプールに行くことにしました。


メインプール

さすがにヴィラのプールと違ってメインプールにはたくさんの人が来ています。ヴィラのプールと違って大きいし、インフィニティプールで眺めもとてもいいです。プールサイドには以前にはなかったペアのデッキチェアが一部に置いてありました。

しばらく休んだところで、オーシャン・ビーチ・プールに行ってみることにしました。このプールは最近になって新しく出来たプールで、崖の下のビーチ近くにあります。真水ではなくて海水のプールです。崖の下ということで階段が大変じゃないの?と思ってしまいますが、レストランのところからインクリネーターという乗り物でプールまで行くことが出来ます。これなら楽ですね。

崖の下にはプールの下にシーフードレストランとロックバーもありました。プールはそんなに大きくありませんが、水も暖かく眺めもいいのでのんびりするには最適でした。デッキチェアの数はあまり多くありませんが、半分ぐらいの人は短時間で戻っていくようで、どこかしらは空いている感じでした。パラソルもほとんどすべてのデッキチェアに用意されています。


新しくできたオーシャン・ビーチ・プールです

インクリネーターを使えば楽に行けます

ホテル棟は、もちろんヴィラのようなプライベート感はありませんが、メインプールにオーシャンビーチプールそれからクブビーチなどいろいろと遊べるのがいいですね。もちろんヴィラに宿泊して遊ぶこともできるでしょうけど、せっかくのヴィラということで、部屋で過ごす時間がほとんどになりますからね。

確かにヴィラは最高でしたが、そこまで最高ではなくてもホテル棟でも十分満足できるような気がしました。その方が値段も手頃です。もちろんヴィラに気軽に宿泊できるぐらいにリッチならホテル棟に宿泊する必要はないのでしょうけど。

夕方になって人が減るかなと思いきや、夕日をみるために続々と人が集まってきました。プールからもキレイに夕日が見えました。そろそろ部屋に戻ろうとインクリネーターの乗り場までいくと、近くにあるロックバーにたくさんのゲストが集まっています。確かに、ここでお酒を飲んだら気持ち良さそうですね。


この日もきれいな夕日が見られました

ロックバーです。
よくもまぁこんなところに作ったものです

夕食は朝のときに予約した「DAVA」です。ちらほらとゲストがいるぐらいで、あまり人気がないようです。ヴィラの人達は部屋の中で食べているのでしょうか?コース料理と飲み物を予約して待っていると、バターとパンがでてきました。バターをつけてパンを食べてみると、このバターがとても美味しいです。これはひょっとするとエシレバター?と思うぐらいでした。しばらくして、このバターを使ったクロワッサンがでてきました。これもとても美味しいです。これだけで、もう満喫しました、と思ってしまうぐらいでした。


空いていました

なかなかいい雰囲気です

コース料理を注文しましたが、最初のガスパチョのスープがちょっと濃い目だったぐらいで、あとはとても美味しかったです。このぐらい美味しければ、もっと混んでも良さそうなものなのですが、値段が高めなのが敬遠されているのでしょうか?それとも、もっと遅い時間の方が込むのでしょうか?

8日目~9日目(最終日)

ホテル棟の朝食はパディ(Padi)です。ここはおなじみのビュッフェ形式ですが、日本食を含めていろいろな料理が用意されているので、選びがいがありますね。


やしの実ジュース

日本食も用意されています

フルーツをカットしてくれます

ワッフルとパンケーキ。卵も焼いてくれます

午前中はメインのパブリックプールでのんびりと過ごしました。天気も良くとても気持ちがいいです。最初は屋根つきの二人用のデッキチェアで休んだのですが、途中からは普通のデッキチェアに移動することにしました。というのも屋根付きだと完全に太陽の光を遮ってくれて日に焼けなくていいのですが、風が冷たいこともあってか、プールに入った後などになかなか体が温まらなかったのです。バリは南国で暑いイメージがあるのですが、意外に涼しいのですね。


東屋も気持ち良さそうです

フルーツを無料で配っていました

昼前にチェックアウトの手続きをして、荷物をフロントに預けておきました。そろそろ昼食の時間です。デッキチェアには軽食のメニューがおいてあって、この中でもナシゴレンはお気に入りなのですが、今回は違う品物にしてみようということになりました。どうやらサミサミのメニューも注文できるということで、リゾットを注文してみることにしました。届くまでかなり時間がかかりましたが、味はとても美味しかったです。昼食後は、アヤナリゾートのプライベートビーチのクブビーチに行くことにしました。エントランスから車で送迎してくれます。ここはホテルからは少し離れたところにあって、長~い階段を降りる(帰りは登る)必要があることで有名なビーチですが、プライベートビーチになっていてのんびり過ごせるのが気に入っています。前回来た時に比べてデッキチェアの数が増えている感じでした。それにしても、これでこのビーチに来るのは3回目ですが、今回も波が高くて遊泳禁止になっていました。穏やかなときがあるのでしょうか?


長い階段を下ります

のんびり過ごせます

しばらくのんびりした後に、ホテル棟のメインプールに戻りました。この長い階段は本当に疲れますね。反対側の崖の上には新しいリゾートが建設中でした。オープンすればここもアヤナリゾートだけのプライベートビーチではなくなってしまそうです。

メインプールは昼過ぎにもかかわらず、なぜかほとんどゲストがいなく空いていました。天気は快晴が続いていますが、ちょっと風がありますね。夕方近くになって、芝生のところでコックさんがブタの丸焼きを作っていました。この日はスペシャルディナーがあるようで、そのための料理のようです。通りがかった人がみんな写真に撮っていたので、私もパチリ。


なぜか昼過ぎなのにプールが空いていました

ブタの丸焼きを作っていました

夕方までのんびりしたところで、空港までの送迎の時間になりました。マレーシア航空は帰国の便が早めのため、リゾートも夕方ぐらいには出発しなければいけないのが難点ですね。

空港まで到着したところで、チェックインゲートに行きました。列に並んでチェックインの順番を待ちましたが、どうやら最後の方になってしまったらしく、自分達の後ろにはあまり並んでいません。やっと順番が来たところで、手続きをしてもらっていると、なんと席が離れてしまうとのこと。まぁクアラルンプールまでは3時間ぐらいだから仕方ないかと思っていると、今度はオーバーブッキングで席が取れないと言われてしまいました。えっ!さっきまでは席があったのでは?と聞いてみても、「席がない」の返事しか帰ってきません。カウンターの説明では、これからJAL便にふりかえるように交渉するとのことでした。といっても、今週はシルバーウィークでJAL便も満席なのでは?と思いましたが、ここは待つしかありません。

元々のマレーシア航空のフライトの時間まで残り30分ぐらいになっても、JAL便への振り替えが決まらず、どうなっているのか問い合わせた頃に、やっとフライトが取れたとの返事がきました。結局は元々のマレーシア航空のフライトで、席もペアで取れていました。う~ん、最初の席がないというのは何だったのでしょうか?マレーシア航空はだいぶ昔にもオーバーブッキングをくらったことがあるので、要注意ですね。

その後は、順調にクアラルンプール経由で日本に帰国しました。復路はクアラルンプールでは宿泊不要で同日に乗り継ぐことが出来ます。

今回の旅行でもダイビングではマンボウが6本中5本で見られて、しかも一回はかなり長い間と、一度に7匹も見れてとてもラッキーでした。スランガン・マリン・サービスも建物が新しくなって、すっかり快適になっていました。リゾートでは、一度泊まってみたかった、アヤナリゾートのオーシャンフロント・クリフ・ヴィラは、ほんとに極楽でした。ホテル棟でもプールはたくさんあるし、プライベートビーチもあるしでいろいろと遊べるので、自分達にはこれで十分かも?とも思ってしまいましたが、でもまたヴィラに泊まってみたいものです。

メッセージ