水中写真の撮影に使えるカメラの中で、センサーサイズの大きなカメラについて比較をしています。ここではセンサーサイズの大きい順に並べてみました。

基本的にはセンサーが大きい方が、画質が良くなる傾向にあります。特に水中は暗いので、センサーが大きい方が有利と言われています。

ほとんどのカメラは、1/2.3型と呼ばれるセンサーを使っていますが、画質の良さを売りにしているカメラでは、それよりも大きい1型以上のセンサーを使っていることが多いです。水中写真の画質の良さを優先させるのであれば、センサーサイズが大きいものを選ぶのも一つの手です。

ただしセンサーサイズが大きくなると、レンズも大きくなるために、カメラそのものも大きくなってしまいます。また値段も高めです。

通常の大きさのセンサーのカメラも含めた水中写真のためのデジタルカメラ全体の比較については、以下のページを参考にしてください。

最終更新日: 2017年11月04日 2017年秋モデルに対応して内容を修正

キャノン
PowerShot G1 X MarkⅢ

APS-C
24mm
60p
WiFi

APS-C型CMOS
2420万画素
24mm~72mm
F2.8(W)~F5.6(T)

2017年11月発売

いわゆる一眼で使用されているのと同じAPS-Cサイズのセンサーを使ったコンパクトデジタルカメラです。
前モデルは1.5型のセンサーだったのですが、そこからセンサーサイズは大きくなりつつも本体サイズは100g以上軽くなっています。
ただしレンズは5倍→3倍に下がったりと、センサーサイズが大きくなった影響があります。
AFは像面位相差(デュアルピクセルAF)で、ここも前モデルから進化しています。
一眼と同じセンサーサイズでありながら、純正ハウジングが用意されるという貴重なモデルになっています。マクロ撮影には厳しいかもしれませんが、高画質で撮影したいという場合には最適かもしれません。

最短撮影距離:10cm(W) - 30cm(T)
手ブレ補正:レンズシフト式(光学式)
動画:1920x1080(60p) H.264
質量:399g

キャノン
PowerShot G7 X MarkⅡ

1.0
24mm
f1.8
60p
WiFi

1.0型CMOS
2010万画素
24mm~100mm
F1.8(W)~F2.8(T)

2016年4月発売

前モデルのG7Xと光学系は同じようですが、画像処理エンジンがDigic7に更新されています。レンズはとても明るくF1.8スタートで4.2倍ズームのワイド端でもF2.8をキープしています。
1.0型の大きな撮像素子が使用されています。Canonからは他にも1.0型のセンサーを使ったG3X,G9Xなどがリリースされていますが、純正ハウジングが用意されるのは、このG7Xシリーズのみです。
動画もフルHDの60fpsで撮影できます。RAW撮影にも対応しています。

最短撮影距離:5cm(W) - 40cm(T)
手ブレ補正:レンズシフト式(光学式)
動画:1920x1080(60p) H.264
質量:319g

ソニー
DSC-RX100M5

1.0
24mm
f1.8
4K 30p
WiFi

INONから各種アクセサリの対応表が発売されています。

1.0型CMOS
2010万画素
24mm~70mm
F1.8(W)~F2.8(T)

2016年10月発売

1.0型の大きな撮像素子に、F1.8の明るいレンズ、2010万画素、4K動画、WiFi、NFC通信機能とすごいスペックのカメラです。フルHD動画であれば120fpsで撮影することも可能です。動画撮影では5軸手振れ補正が利用できます。
RX100シリーズの5代目となりますが、像面位相差AFが採用され、とても高速なAFとなったのが特徴です。
カメラにアプリがインストールできるというPlayMemories Camera Appsにも対応しています。

最短撮影距離:5cm(W) - 30cm(T)
手ブレ補正:レンズシフト式(光学式)
動画:3840x2160(30fps) XA​VC S
質量:299g

ソニー
DSC-RX100M4

1.0
24mm
f1.8
4K 30p
WiFi

INONから各種アクセサリの対応表が発売されています。

1.0型CMOS
2010万画素
24mm~70mm
F1.8(W)~F2.8(T)

2015年7月発売

1.0型の大きな撮像素子に、F1.8の明るいレンズ、2010万画素、4K動画、WiFi、NFC通信機能とすごいスペックのカメラです。動画撮影では5軸手振れ補正が利用できます。
前モデルのM3では裏面照射型のセンサーでしたが、M4では積層型となっています。このセンサーは高速に撮影できるのが特徴で、これによって4K動画が撮影できるようになりました。連写速度もアップしています。
マクロもワイド端であれば、5cmまで近づけます。
動画記録のフォーマットとして、AVCHDの2倍のビットレートで記録できるXA​VC S​に対応しています(AVCHDでの記録も可能です)。
カメラにアプリがインストールできるというPlayMemories Camera Appsにも対応しています。

最短撮影距離:5cm(W) - 30cm(T)
手ブレ補正:レンズシフト式(光学式)
動画:3840x2160(30fps) XA​VC S
質量:298g

ソニー
DSC-RX100M3

1.0
24mm
f1.8
60p
WiFi

INONから各種アクセサリの対応表が発売されています。

1.0型CMOS
2010万画素
24mm~70mm
F1.8(W)~F2.8(T)

2014年5月発売

1.0型の大きな撮像素子に、F1.8の明るいレンズ、2010万画素、60p動画、WiFi、NFC通信機能とすごいスペックのカメラです。
前モデルのM2からレンズが変更され、よりワイドに(28mm→24mm)変更されました。テレ端が100mm→70mmに変更されズームは弱くなっていますが、テレ端のF値がF4.9→F2.8に変更されとても明るくなりました。
マクロもワイド端であれば、5cmまで近づけます。
動画記録のフォーマットとして、AVCHDの2倍のビットレートで記録できるXA​VC S​に対応しています(AVCHDでの記録も可能です)。
カメラにアプリがインストールできるというPlayMemories Camera Appsにも対応しています。

最短撮影距離:5cm(W) - 30cm(T)
手ブレ補正:レンズシフト式(光学式)
動画:1920x1080(60p) XA​VC S
質量:281g

ソニー
DSC-RX100M2

1.0
f1.8
60p
WiFi

INONから各種アクセサリの対応表が発売されています。

1.0型CMOS
2020万画素
28mm~100mm
F1.8(W)~F4.9(T)

2013年7月発売

1型センサーを使用したRX100の後継機です。レンズ等のスペックは同じですが、センサーは裏面照射型となって低ノイズ化されています。またWiFiが付きました。水中ではあまり関係ありませんが、液晶がチルト式になっています。
ワイド端でF1.8の明るいレンズが魅力です。ただしズームするとF4.9まで暗くなります。

最短撮影距離:5cm(W) - 55cm(T)
手ブレ補正:レンズシフト式(光学式)
動画:1920x1080(60p) AVCHD
質量:281g

ソニー
DSC-RX100

1.0
f1.8
60p

INONから各種アクセサリの対応表が発売されています。

1.0型CMOS
2020万画素
28mm~100mm
F1.8(W)~F4.9(T)

2012年6月発売

1/1.7型のセンサーを使っていたカメラが高級コンパクトと呼ばれていたころに、1型で登場して高級コンパクトのスタンダードを塗り替えた名機です。すでに発売されてから4年以上も経過しているため、最新機からすると4代前のモデルとなってしまいますが、そのかわり値段はかなり安くなっています。
ワイド端でF1.8の明るいレンズも魅力です。ただしズームするとF4.9まで暗くなります。

最短撮影距離:5cm(W) - 55cm(T)
手ブレ補正:レンズシフト式(光学式)
動画:1920x1080(60p) AVCHD
質量:240g

純正のハウジングは用意されていないものの、専用メーカからはリリースされているカメラについてもリストアップしてみました。

パナソニック
LUMIX DMC-LX100

24mm
f1.7
4K 30p
WiFi

フィッシュアイ(\158,000税抜)からハウジングがリリースされています。

4/3型CMOS
1280万画素
24mm~75mm
F1.7(W)~F2.8(T)

2014年11月発売

フォーサーズミラーレスカメラ用の大きな撮像素子を使用しているのが特徴です。
レンズもワイドでF1.7、テレでもF2.8ととても明るいです。マクロもワイド端であれば3cmまで近づけます。
動画はなんと4K(30fps)を本体のみで撮影できます。現状ではコンパクトデジタルカメラで本体のみで30fpsの4K動画を撮影できるのはPanasonicのみです(4K動画では少し画角が狭くなります)。
FullHDであればAVCHDでの撮影も可能です。

最短撮影距離:3cm(W) - 30cm(T)
手ブレ補正:レンズシフト式(光学式)
動画:3840x2160(30fps) MPEG4
質量:393g