6日目

早朝一本目はRasdhoo Madivaruでハンマーサーチです。最後の方で、ギンガメアジの群れがでましたが、結局ハンマーは見られませんでした。これでサザンクロスを含めて、モルジブダイブクルーズのハンマーは3回とも外してしまいました。他のリピータに聞いてみたところ、50%ぐらいの確率で見られるそうですが、私達にはあまりハンマー運は無いようです(泣)。

staff
まもなくブリーフィングです。
机の上にはポイントマップがあります。

ハンマーサーチが終了したところで、ラスドゥ環礁を離れて北マーレ環礁に戻ってきました。二本目はクルーズ初日に潜ったLankan Finolhuでマンタポイントでした。ファトゥが事前に潜ってマンタが二枚いることを確認した上でのエントリーです。エントリー前に、ビデオをチェックしてみると、なんとテープが終了しています。どうやら一本目から上がったときに、なにかのはずみで録画ボタンがONになってしまっていたようです。私のハウジングは外からでは巻き戻しはできないので、ビデオを持っていくのはあきらめました。エントリーしたもののマンタがいません。なかなかでないなぁと思っていたところで、マンタ登場です。他にもダイバーがたくさんいることもあって、あまり近づいて見ることはできませんでした。最後の方で、モブラが一匹下の方を通過していきました。今回のクルーズでは、ダイビングでマンタが見られた貴重なダイビングだったのですが、ビデオには撮れませんでした...

三本目はH.P.Reefでした。ハナダイがたくさんいます。途中で非常におおきいアオウミガメがいました。モルジブではアオウミガメは珍しいそうです。

NIKONS-V 20mm
マンタ
NIKONS-V 20mm
ナイトダイビング
NIKONS-V 20mm
頭上を通過
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水平線に沈んでいきます

今回のクルーズでは、ナイトダイビングをリクエストするゲストが多いということで、この日は二回目のナイトダイビングが行われました。場所はクルンバのハウスリーフです。ここでは、魚を調理した残りの部分が桟橋から夕方に捨てられるのですが、それを目当てにエイが集まるポイントです。私たちが到着した頃に、ちょうど捨てられている最中でした。

budai
膜を作って寝ています

潜ってみると、確かにたくさんのエイが泳ぎ回っていました。ブダイが岩に隠れて膜を作って寝ています。以前からブダイが膜を作って寝ることは本で読んで知っていましたが、こんな風に岩の合間に入って寝てるんですね。ツノダシの夜バージョン(ちょっと色が違う)なども見られました。残念ながらクルンバのナイトダイビングでは、ネムリブカは登場しませんでした。

7日目

ダイビングも今日が最終日です。スリランカ航空の人達は、夜の便なのでダイビングはお休みです。早朝一本目はFurana Thilaでした。ウツボがたくさんいましたが、他に目立った魚はでず。エントリー前に、カジキがジャンプしているのを見かけたので、カジキを見た(水中でとは言わずに)とお休みした人達にスタッフが伝えたところ大騒ぎになっていました。

二本目はNassimo Thila。たまにイソマグロが通過しましたが、特に目立った魚はでず。透明度もあまりよくありません。ダイビングをお休みした人達は、このときにシュノーケリングを楽しんでいたそうです。

三本目はSmall Maagiriでした。エントリーしてすぐにマダラトビエイがいましたが、すぐに逃げていってしまいました。ブリーフィングで説明のあったクジャクベラが一匹いました。背鰭を立てて泳いでいましたが、動きが速いし小さいしで撮影はできませんでした。なかなか本物の魚図鑑のような写真はとれないものですね。ヨスジフエダイの群れやムレハタタテダイの群れなどが根の周りにいました。透明度はかなり良くて、小さな魚の大群が見られました。とても魚影が濃くてなかなか良かったです。

NIKONS-V 20mm
ムレハタタテダイ
NIKONS-V 20mm
ヨスジフエダイ
NIKONS-V 20mm
イソマグロ

これで今回のダイビングも終わりです。器材はスタッフが洗って干してくれます。ちなみに、スタッフは全員分を一気に洗って干すので、自分の器材には名前か目印を書いておいた方が良いと思いました。ミューブーツが4組もあって、どれが自分のかわからなくなってしまいました。幸いにサイズが違っていたので、なんとか判明しましたが。

shop
一番人気は、スタッフが着ていた
黒地にピンクの文字のTシャツでしたが、
試作品らしく販売はなし

最終日は、片付けや精算手続き、ログブックへのサインのお願い、船内販売、記念撮影となかなか忙しいです。スリランカ航空に乗船するゲストともに、ブルーシャークⅡを下船してマーレの空港の島でヴァドゥからの送迎船に乗り換えました。送迎船はマーレの空港の島に到着したときには、すでに来ていました。ヴァドゥまではスピードボートで15分程度で到着します。ヴァドゥへは、前回のブルーシャークⅡを利用したときにも下船後に二泊したのですが、最近になって全室水上コテージのリゾートにリニューアルされています。全室にバトラーも付くようになっていて、高級なリゾートになったようです(ただし専任ではないです)。

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ウエルカムドリンク。けっこう美味しい

到着すると、バーに案内されてウェルカムドリンクをもらいました。日本人のスタッフと少し話をした後に、部屋に移動です。どんな部屋かドキドキしますね。タヒチでの水上コテージで風に悩まされた経験から、風下の部屋をリクエストしてあったのですが、うまく伝わっているでしょうか?

部屋に付いてみると、用意されていたのは風上の部屋でした。バトラーに尋ねると、風上でも部屋には風があまりこないようになっているから大丈夫との説明。確かに、通路ではけっこう風がありますが、部屋のデッキではさほど強くはありません。まぁこのぐらいならいいか?とも思いましたが、今日ぐらいの風ならなんとかなるかもしれませんが、明日も同じとは限りません。やはり初心貫徹ということで、レセプションに電話して部屋を変えてもらうようにお願いしました。どうやら私たちのリクエストが、なぜかサンセットの見える部屋というように間違って認識されていたようです。リザベーションシートには、私たちのリクエストがそのまま書かれていました。シートをちゃんと読んでいない??

vadoo
リニューアルオープンしたばかりなのでキレイです

部屋は変えてもらえるということで、念のためにチェックすることにしました。行ってみると、島に近い風下側の部屋は島と面しているため、プライバシーのためにデッキに扉がついています。扉をあけること海が見えるようにはなるのですが、開放感はイマイチでした。このことを尋ねると、もう少し離れた場所の部屋なら扉がないということで空いている部屋を見せてもらいました。ちょっと歩く必要がありましたが、ここなら扉がなくて開放感があります。島のプールと砂州の上のデッキチェアが見えますが、かなり離れているため気になることはなさそうです。準備に少し時間がかかるとのことだったので、元の部屋で連絡を待ってから移動しました。これでやっとのんびりできます。

部屋についてデッキを眺めてみると、先ほどの部屋と違ってプールが汚れています。いろいろとゴミが浮いているような?電話してきれいにする様に頼むと、浄水のためのポンプを回しているので、朝にはきれいになっているとのことでした。

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