Hawaii

2012年6月に行ったオアフ島(ハワイ)の旅行記です。今回は短期の旅行で、ダイビングはなしでした。宿泊先はワイキキ中心街から少し離れたカハラホテルでした。

情報
カハラホテル(THE KAHALA HOTEL & RESORT) ハワイの情報
旅行前

海外旅行で最もメジャーな場所といえば、ハワイを上げる人も多いのではないでしょうか?そのハワイには2008年に行ったものの、ハワイのメインであるオアフ島ではなくてハワイ島でした。一度は海外旅行のメッカであるオアフ島にも行ってみたいと思い、2008年のときと同じ時期の6月に行く事にしました。ちなみに、2008年に利用したJALの成田からのハワイ島直行便はなくなってしまったのですね。

メッカのオアフ島に行くのであれば、これまたメッカであるワイキキに宿泊するというのが普通かもしれなかったのですが、あまり騒がしいところだと落ち着けないかもしれないと思い、少し離れたところにあるカハラホテルに宿泊することにしました。ワイキキへは無料のシャトルバスを運行しているので、ワイキキに遊びに行く事もできます。

旅行会社はファーストワイズ・コムを利用することにしました。というのもカハラホテルを利用できるツアーを扱っている旅行会社は限られていたのです。最初の旅行資料が届いた時には、通知からすぐに郵便物が届いたかどうかのアンケートなどが入っていて、さすがはメッカのハワイ旅行を扱っている会社だなぁと思いました。

ダイビングについては短期旅行だということと、ダイビングをするならハワイ島だろうと思い、今回の旅行ではシュノーケリングのみにすることにしました。オアフ島でシュノーケリングというとハナウマ湾が有名なようなのですが、ホテルからの移動をどうするか悩んだ結果、その日だけレンタカーを借りることにしました。カハラホテルにはHarzのオフィスがあるようなので、ネット上で予約しておくことにしました。レンタカーの値段については、借りる日によって違うだけでなく、なんと予約した日によっても違うようで、定期的に確認して安くなったところで予約しました。予約の入り方によって値段を変えているのでしょうか??

1日目

ハワイアン航空458便で羽田からオアフ島のホノルル島に向かいます。マイレージについてはデルタ航空やユナイテッド航空などいろいろと提携しているのですが、マイルがつくのはハワイ内の島間でのフライトのみというケースが多いです。アメリカン航空なら羽田からの便もマイレージが付くらしかったので、アメリカン航空のマイレージアカウントを用意しておいたのですが、チェックインでこの予約クラスではマイレージが付くのはハワイアン航空と大韓航空のみですと言われてしまいました。

機体はA330の新しいものらしく、各シートに用意されている液晶画面はかなり大きく、ビデオもオンデマンドでいろいろと用意されていました。読書灯のON/OFFも画面から行うようになっていて、進んでいるなぁと思いきや、タッチパネルの反応がイマイチで、押しても画面が切り替わらかなったり、読書灯をつけるだけでかなりの手間がかかりました。あまり便利になっていませんね。

さらにシートがあまり良くないのか、一時間ぐらい座ったところで、すでにお尻が痛くなってきて、とても寝にくかったです。

Monitor
画面はかなり大きいです
Food1
最初の食事はボックスに入ってきました
Food2
中身はスパムの手巻寿司でした
Food3
到着前の食事

羽田を23:55に出発して、ホノルルには12:10に到着です。日付変更線をまたぐので、時間が戻ったような感じになります。イミグレーションにかなりの時間がかかりましたが、空港からホテルまでは専用車だったため、その後はスムーズにホテルに移動できました。少し早い時間でしたが、無事にチェックインすることができました。

Room1
部屋は広いです
Room2
机の周りも広々としています
Monitor
洗面台は反対側にもう一つあります
Room4
スリッパがサイズ違いになっている!

早速、ビーチに行って見ることにしました。ここのホテルではイルカを飼っていて、プログラムが用意されているのですが、私達は参加しませんでした。プールの周囲にはデッキチェアがあって、パラソルも用意されています。

Monitor
イルカとのアクティビティ
Room4
プールはあまり広くありませんでした

ビーチにもデッキチェアがあるのですが、こちらはパラソルが用意されていません。カバナを使えば日除けになりますが、一日$50でした。ハワイのゲストは裕福な人達が多いのか、かなりの数のカバナが埋まっていました。

Monitor
ビーチのようす
Room4
黄色い旗を上げるとスタッフがきます

ワイキキのホテルと違って、ビーチも広いし他のホテルのゲストなどがほとんど通らないので、のんびりするにはうってつけです。

沖に少し行ったところからリーフが一面に広がっているため、外洋の波はホテル前のビーチまで届かず、とても穏やかです。ただ風がとても強く吹いていたため、さざなみがかなり立っていましたが。

ビーチで少しのんびりしたところで、部屋でシャワーを浴びて、ワイキキに出かけて見ることにしました。カハラホテルからワイキキまでは、3時~7時のあいだは1時間おきぐらいにホテルのシャトルバスが運行されています。他にもアラモアナショッピングセンターやカハラモールへのバスも運行されています(カハラモールには昼頃に1便のみ)。利用するには事前にベルディスクで予約が必要で、翌日分まで予約することができます。

ワイキキではハレクラニホテルのハウス・ウィズアウト・ア・キーでのハワイアンミュージックの演奏とフラダンスを見ました。夕方に海を眺めつつ、音楽と踊りを見るというのはなんとも優雅でいいですね。人気のようで席もかなり埋まっていました。

Dance
演奏とフラダンス
Room4
エビフライ(手前)とマグロの春巻き(奥)
マグロの春巻きが特に美味しかったです

少し繁華街を歩いた後に、ホテルへのシャトルバスに乗って戻りました。ハワイは繁華街も広くて、店もかなりの数があり、そこを訪れる観光客もほんとに多いですね。さすが海外旅行のメッカです。ワイキキからカハラホテルへのシャトルバスの最終便は8:45なので、夜遅くまでは遊べませんが、食事をして買い物を少し楽しむにはちょうどいい時間でした。

2日目

この日は一日レンタカーで島を周る予定ということで、早めに起きて朝食をとりました。レストランの朝食は6:30からです。Harzのレンタカーは7時からオープンしているということだったので、7:15ぐらいにオフィスに行ってみると誰もいません。日本からの予約では7時からとしてあったのですが...

ホテルのフロントに聞いてみても、レンタカーは別の運営で分からないという返事だったのですが、オフィスに掲げてあった不在時の連絡先に電話してもらうと、どうやら空港のオフィスの電話番号のようで使えない番号のようです。それでも、なんとか連絡先を調べてもらい、やっと連絡がとれたところ、いまオフィスに向かっているとのことでした。10分程度待ったところで、スタッフが到着したので、レンタルの手続きを始めると、なんと今日の車はオープンカーとのこと。日本からの予約では屋根付きの小型車にしてあったので、予約通りの車にしてほしいと聞いてみても、その車は今日は空いていないという返事...あの日本からの日替わりで値段が変わる予約はなんだったのか...オープンカーだと荷物を全く車に残せないし、天候的にも、セキュリティ的に不安があるので、とにかく屋根付きにして欲しいと交渉したところ、本店(?)との調整の結果、大きな4駆の車になりました。普段、日本で乗っている車よりも大きい車を海外で運転するはめになって、とても気を使いました。というわけで、なんだかんだで1時間ぐらいロスをしてしましました。Harzの予約はあてにならないようです。
予約ではカーナビなしにしてあったのに、勝手にありにして値段があがったりしていました...外してもらいましたが。

やっとレンタルができたところで、まずはハナウマ湾に向かって出発です。オアフ島でシュノーケリングといえば、このハナウマ湾が有名のようです。ちなみにハナウマ湾のシュノーケリングについては、ハナウマ湾ドットコムというサイトがとても詳しいです。カハラホテルからハナウマ湾までは、車で15分ぐらいでした。すでにチケット売り場には列ができていました。

Video
シアターで環境保護のビデオを見ます

チケットを買って、すぐに海にいけるかというと、自然保護のためのビデオを見ることになっていて、次の上映まで待つ必要があります。15分ほど待ったところでシアターが開いて、ビデオの上映を見ました。シアターの前には名前を書くところがあるのですが、これに記入をしておくと一年以内に再度来た時にはビデオの上映を見ずに海にいけるとのことでした。

ハナウマ湾の駐車場やシアターは丘の上にあるので、海までは坂を降りていくことになります。そこそこの距離があって大変(下りはまだいいですが)なこともあってか、有料で乗れるバス(いわゆるパークトレインのようなもの?)がありました。

さすがに有料のビーチだけあって、監視員がいて、シャワーやトイレなども用意されているので便利です。海はリーフに囲まれるようになっていて、私達が海にいた時間帯は干潮に近い時間で、リーフの上は浅すぎて泳げませんでした。このため、左右に移動しようとすると一旦岸に上る必要があるため、かなり面倒でした。ハナウマ湾ドットコムではリーフの外側に出る方法等も紹介されていますが、波もちょっとあるし、誰も外に行っていなかったのでやめておきました。

Beach
朝はまだ人が少なめ
Reef
広い範囲にリーフがあります

さすがに透明度はかなり良いです。パラオやフィリピンなどと比較すると魚そのものの種類が少ないような気はしますが、逆にハワイには固有種が多いので、見たこともないような魚が普通に見られるのが面白いです。ハナウマ湾は、現在は餌付け禁止になっているらしいのですが、過去の影響か、現在でもやっている人がいるのか、総じて魚の警戒心は他より低めでした。

Fish
リュウグウベラが足元を泳いでいます。ホテル前での
シュノーケリングではありえない光景です
Fish2
いろいろなところで見かけるトゲチョウチョウウオ
ハワイ固有種のアオタテジマチョウチョウウオ
Video
丘の上からみたハナウマ湾。きれいな海です

ハワイは水温が低いので、厚手のラッシュガードを着用したほうがいいかもしれません。私は2mmのウエット生地のものを着ましたが、それでもかなり寒かったです。

休憩をとりつつ昼頃まで泳いだところで次の目的地へ移動することにしました。朝は曇がちな天気だったのですが、このころには快晴になっていました。

途中のBOOTS&KIMOSで昼食を買ってラニカイビーチに向かいました。全米で最も美しいビーチに選ばれたということで有名なビーチです。当初は、カイルア・ビーチ・パークに車を止めて歩く予定だったのですが、住宅街の路上は昼間に停める分には特に問題ないようだったので、路上に停めることにしました(場所によっては昼間も禁止になっていたので注意が必要です)。

rani1
住宅の間の細い道を通って海に行きます。
それにしても両側ともこれで一軒の家です。
なんと広い...
rani2
海が見えてきました。
rani3
きれいなビーチ、海です
rani4
評判なのもうなずけますね

ラニカイビーチは評判通りのキレイさでした。ただ海の透明度はハナウマ湾ほどでもなく、シュノーケリングには向かなそうだったので泳ぐだけにしておきました。ラニカイビーチは海水浴場として整備されているわけではないので、トイレもないし、もちろんパラソル等のレンタルもありません。ハワイの強力な日差しの中でビーチにいるのも辛そうということで、今回は簡単なビーチテントを持参することにしました。ネットで探すと、二人用で安いものだと、3000円から4000円ぐらいで売っています。旅行前に一番安い3,000円ぐらいのものを購入しました。コンパクトに畳めることになっているとはいえ、二人用だとそれでもけっこうな大きさがあるのですが、ちょうどスーツケースの上半分に収まる大きさでした。

ホテルにいるときもそうでしたが、この日も風が強く、風よけにもなって便利でした。

Boart
アウトリガーカヌーが盛んなようです

少し日が傾いてきた頃になってたくさんの人たちがビーチにやってきてボート( アウトリガーカヌー)の練習をしだしました。部活か何かなのでしょうか?大人から子供まで幅広い年齢層で練習をしていました。

その後、夕方ぐらいまでビーチでのんびりした後に、ホテルに戻ることにしました。

Boart
いろいろと選べます

途中、Fresh Catchに寄って、夕食用の弁当を買いました。ポキ・ボールの店なのですが、日本で言うマグロ漬け丼のようなものが食べられます。店頭にはいろいろな海産物が漬けてあるのが並んでいて、試食することもできます。私達は二種類づつぐらい注文して食べました。ハワイでは一般的な食べ物らしいのですが、日本人にもとても合うと思いました。美味しかったです。

ホテルに戻った後に、シャワーを浴びて、次にアラモアナ・ショッピング・センターに行って見ることにしました。ホテルからシャトルバスが運行されているのですが、こちらは戻りの最終便が午後8:00とちょっと早めで利用しにくかったのです。レンタカーならショッピングセンターの閉店時間の午後9:00までいられますからね。

ただワイキキの繁華街は左折禁止や一方通行の道が多く、近くまで行ってから駐車場に入れるのには苦労しました。

いくつか店を見て回った後に、Blue Hawaii Lifestyleへ行ってアサイを食べました。美味しいと評判の店のようだったのですが、確かに美味しかったです。ホテルの朝食バイキングにもアサイのようなものが置いてありましたが、断然こちらの方が美味しかったです。当たり前の話ですが...

アラモアナ・ショッピング・センターが終了の時間になったところで、ホテルに戻りました。レンタカーについてはベルボーイにこれで終了といって鍵を渡して返却しました。この方法でオフィスがクローズの時間でも返却できます。