モルディブのバア環礁にあるリーティビーチリゾートの旅行記です。

旅行時期:2019年7月

旅行前

ここ数年は連続でモルディブのバア環礁にあるリーティビーチリゾートを利用していますが、今年も他に行きたいところもなく、再び同じリーティに行くことにしました。これで3年連続、合計では5回目になります。モルディブにしては手軽な値段と、シュノーケリングがなかなか面白いというのがリピートしている理由ですが、果たして今年はどのようになるのでしょうか?

問題発生

いつもどおりスリランカ航空を使ってコロンボ経由でモルディブに向かいます。ちなみにスリランカ航空は2019年の7月末から10月末まで、往路をコロンボ経由ではなくてモルディブのマーレ直行としたのですが、私達の日程では適用期間外でした。惜しい。

カウンタを済ませて、空港で時間をつぶし、そろそろ時間ということで保安検査場に行ってみると、入り口のチェックで「このフライトはキャンセルになったのでカウンタに行ってください」というまさかの言葉が。

出発までのできごと

カウンターに行ってみると、まだフライトキャンセルになるのか遅延して飛ぶのかも何も決まっていないので12時にまたカウンタに来るように言われました。

さらに空港で時間をつぶして、指定された時間の12時に行ってみると、「今日は飛ぶことはありません。手続きをするのでカウンターに並んでください。」という無常な言葉が...

当然ながらゲストとしては簡単には納得できる話ではないので、カウンタではそれぞれのゲストが長い交渉をすることになります。このため列もほとんど動かず長い時間かかってやっと自分の番になったところで、スタッフが言うには

・すくなくとも今日のフライトはない。振り替えられる便もない。
・機材が治れば明日にそのまま乗れる。ただそのまま乗れるのか、明日の便に振替となるのかはまだわからない。
・明日までに滞在するホテルは、スリランカ航空では一括で用意できなかった。このため個人で確保してもらうことになる。限度額以内であればスリランカ航空が負担する。

ということでした。ようするに、「現状では何もわからないので明日まで待ってね。でも明日に確実に乗れるという保証があるわけではないよ(テヘツ)」という感じでした。これで納得しろという方が無理な気がしますが、かといってグランドスタッフに言ったところでどうにもならないのですよね。隣でスリランカ人らしき人がずっと事情説明してなんとかならないか粘っていましたが、スタッフ側はどうすることもできないの一点張りでした。

しかたなく成田付近のホテルを探すことにしていたのですが、しばらく経って何故か振替が用意できることになり、再びカウンタの列に並び直しました。そしてなかなか進まない列に再び我慢しつづけ、やっと自分達の番になったところで以下のルートで振替便を得ることができました。

・キャセイパシフィック航空で香港に行く
・香港航空でバンコクに行く
・バンコクエアウェイズでモルディブ(マーレ空港)に行く

途中に夜中便が含まれるなど、かなり厳しい行程となってしまいましたが、まずは行けることを優先しました。もっと早く決まってくれれば、キャセイパシフィック航空で香港からマーレに行けたのでしょうけど仕方ないですね。

普段は安くて便利なスリランカ航空ですが、このようなトラブルが発生するとどうにもならないですね。JAL/ANAとかならすぐに振替便を紹介してくれたりするのでしょうが、対処が決まるのが遅いです。

やっと出発
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成田-香港間の食事
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香港-バンコク間の食事

振替便は用意してくれましたが、その後もいろいろと面倒なことが続きます。まず搭乗券までは成田で発行されないので、それぞれの空港でカウンタに行かなければなりません。またキャセイパシフィック航空と香港航空では荷物が受け渡らないので、香港では荷物を受け取って一旦入国しなければなりませんでした。

空港というのは何をするにしても並ばなければならない(カウンタで並び、入国で並び、出国で並び、保安検査で...)ので、乗り継いでいくのはかなりきついです。しかも夜中に。ついつい本当ならマーレのホテルで今頃寝ていたのに~と思ってしまいます。

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バンコク-マーレ間の食事
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バンコク-マーレ間の軽食
ついに到着

3つの飛行機を乗り継いで、やっとモルディブ(マーレ)に到着です。ここから水上飛行機に乗ってリーティに向かいます。旅行会社のスタッフが水上飛行機のフライトは調整してくれていました。これで一息つけると思いきや、13:30発予定のフライトは、その後もなぜか出発がどんどん遅れ1:30ほどの遅延しての出発となりました。

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環礁を見ながらリーティへ
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やっとリーティに到着です

結局、リーティについたときにはすでに夕方になっていました。本来なら昼前ぐらいにつくはずだったのですが、それでも欠航になった割には被害は少なかったかもしれません。でもとにかく疲れました。もうこれで、この旅行記のハイライトは終わりですが、実際の滞在中についても書いておこうと思います。

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