8日目

送迎はBMW

ホテルをチェックアウトして、いよいよシーラエバソンハイダウェイに行きます。送迎車はほぼ時間どおりに来ました。なんとBMW。運転手と説明の二人がかりでの送迎です。車に乗ると冷たい水とおしぼりが出てきました。さすがです。


エントランスは質素です

ほどなくホテルにつくと、エントランスはとても質素です。ナチュラルテイストを重視しているとのことでした。チェックインを待っていると、スタッフが話しかけてきます。挨拶の会話を交わした後、バトラーがホテルを案内してくれることになりました。このバトラーとは、ホテル滞在中に面倒を見てくれる私たち専任のスタッフです。


ウエルカムドリンクはオーダ可

一通りの施設の説明を受けた後、バーでウエルカムドリンクを飲みました。飲み物はオーダすることができます。私たちはパイナップルシェークとバージンピナコラダを頼みました。ウエルカムドリンクで、ノンアルコールカクテルをオーダできるところは初めてです。飲み終わった頃に、部屋の準備ができたのでチェックインできるとのことで、早速部屋に行くことにしました。

私たちの部屋はNo3で、レストランからは近い場所にありました。入り口のドアをあけて階段を上ると、そこがプライベートプールになっています。さらに階段を上がると部屋があって、部屋からは海が臨めるようになっていました。隣にバスルーム・洗面台があります。バスルームの扉を開放すると、外が見えるようになっています。奥にはダブルのシャワーブースがありました。夕食の予約についてバトラーから聞かれたので岬の先端にある方のレストランの予約をしておいてもらいました。ついでに明日の空港までの送迎についても予約してもらいました。その後しばらくはプライベートプールでのんびりすることにしました。プールの横に大きなソファがあって、のんびりできます。これまでのホテルとは全然違いますね。当たり前ですけど。


プライベートプールとソファ

部屋からは海が見えます

浴槽の窓は開放にできます

と最初のうちは感動していたのですが、冷静になって見てみるとNo2の部屋のベッドルームが、プライベートプールの真横にあります。それからプールからは海が見えません。バスルームも扉を開放してもNo5の部屋に遮られて海が見えません。デッキチェアがあるのですが、海と反対側にあって通路に面しているため見晴らしは最低です。ひょっとしてハズレ??

気を取り直してビーチに行くことにしました。階段を降りていくとビーチがあります。気持ち良さそうなデッキチェアが置いてあります。残念ながらプライベートビーチではないようですが、非常に小さいビーチなので静かです。デッキチェアに座ると、スタッフがタオルとペットボトルの水を持ってきてくれます。パラソルもありますが、今日も天気は曇りなので、あまり必要性はなさそうです。この日は雨こそ降っていませんが、晴れ間はほとんどなし。サムイに到着して一週間になりますが、ずっと天気が悪いままです。過去に例がないほど天気に恵まれない旅行となってしまいました。トイレやシャワーは、少し階段であがったところにあります。シャワーにはシャンプーなども用意されていました。海の透明度は非常に悪く、海に入ってすぐに岩場になってしまうので、とても泳ぎにくいです。シュノーケリングしても何も見えないと思います。


ビーチはあまり大きくありません

デッキチェア

カヤックからみたハイダウェイ

カヤックは無料で借りられるので、海からハイダウエイを眺めて見ることにしました。海から眺めてみると、No3は一番上の方にあって、海側にはさらに2例のコテージがあります。部屋によってはプライベートプールやバスルームからも海が眺められるようで、やっぱりNo3はハズレのようです。値段が同じでも、このような差があるのはなんとかして欲しいところですね。


かなり大きいプール

その後に、プールに行ってみることにしました。レストランから一段下がったところにプールがあります。ここもデッキチェアに座ると、タオルと水を持ってきてくれます。ここのプールはいわゆるインフィニティプールで、眺めは抜群です。プールもかなり大きなサイズで、デザイン的にも工夫されています。それにしても、プライベートプールもこのぐらい眺めがよければ...


生演奏付で飲めます

夕方になって、毎日開かれているカクテルパーティに行ってみることにしました。プールの横の眺めのいい場所で、ギターの生演奏が流れる中で行われています。スタッフがゲストと話をしています。なんとまぁハイソな世界...このカクテルパーティは、すべてが高価なハイダウェイの中にあって無料です。ソフトドリンクだけでなくビールも無料です。

夕食はコースではなくてアラカルトで注文することにしました。これまでのタイ料理とはまったく違うメニューがならんでいます。値段もまったく違うのですが。とりあえず前菜を3種類注文してみましたが、メチャうまい!ひょっとするとハイダウェイの良さというのは、このあたりにあるのかもしれません。

9日目

朝起きてカーテンを開けてみると、最終日にしてやっと青空が。天気がいいと海の眺めもずっと良く感じられます。早速、プライベートプールで泳ぐことに。昨日は曇りだったせいか、冷たく感じられましたが、今日は天気が良くて暑いせいか、プールの冷たさが気持ちいいです。ひと泳ぎしたあとに、朝食に行くことにしました。コンチネンタルかビュッフェを選べるようでしたが、いろいろな食べ物が置いてあったのでビュッフェにすることにしました。ジュースはその場で作ってくれるのですが、オーダがたまっているせいか、できあがるまでに時間がかかりました。オーダしておくとあとで持ってきてくれます。麺コーナでは、3種類の麺と具を選ぶことができます。平麺をオーダしたのですが、これがまたとても美味しかったです。日本風の手巻き寿司もありましたが、さすがに美味しくはありませんでした。

チェックアウトは16:00まで無料で延長してもらえたので、部屋とプライベートプールでのんびりすることにしました。それにしても、最後まで蚊には悩まされました。タオ島で買った蚊取り線香がここまで活躍するとは...


やっと晴れました!

ビーチで少し時間を過ごした後、プールにいって昼食をオーダしました。これもとても美味しかったです。それにしても、このノンビリとした雰囲気の中で、美味しい食事を楽しめるというのはとてもすばらしい体験でした。これがハイダウェイの魅力なのでしょうか?ただスタッフは、さほどフレンドリというわけではありません。かえって昨年のトンサイベイの方が笑顔は多かったような気がします。このレベルのホテルに宿泊できる人達にとっては、スタッフの笑顔はさほど重要ではないのかもしれませんね。それよりは料理がちゃんと楽しめるとか、飲みたいワインがあるとか、そういう方が大切なのかもしれません。


晴れていると海もきれいに見えます

ただし、これはお金とか気にしなければという但し書きはつくと思います。たとえば送迎の予約をやっておいてくれましたが、値段については特に確認されませんでした。普通なら例えば600BHTかかるけど良いか?と聞かれますが、ここではそういうのは一切なしです。庶民の私たちにとっては、常にいくらかかるのか気になってしまうので、かえって面倒に感じたこともあります。またアクティビティなどをあまりやらないと、折角のバトラーもほとんど使わずじまいになってしまいます。私たちの場合、最初に手配してくれたぐらいで、あとはほとんど利用する機会がありませんでした。

チェックアウト後に、夕方の無料のアクティビティに参加しました。その後、さっちゃんはスパに行って、私はアクティビティルーム(ここはクーラがかかっている)でノンビリした後、空港へ送ってもらいました。車は再びBMWで、空港到着後、チェックインの手続きはハイダウェイのスタッフがやってくれます。さすがですね。

PG192でサムイ島からバンコクに戻り、往路と同じくグランドインカムホテルで宿泊しました。今回は、ホテルの迎えはスムーズに見つかりました。

10日目~帰国

ノースウエストのバンコク→成田の便は、バンコクが朝6:05発なので、4時ぐらいには空港に行っておく必要があります。昨日までの快適な日はどこえやら、最後はかなりハードでした。

今回のタオ島のダイビングでは、これまで撮影できていなかった魚の写真などが撮れたのでよかったです。ただ最後の日を除いて晴れ間がほとんどなく、特にエバソンに泊まる前までは毎日雨が降るなど、天気としては最悪でした。ハイダウェイについては、微妙ですね。料理がとても美味しかったのは良かったのですが、同じプールビラでも見晴らしに相当な差があることを考えると、もう一度泊まるには勇気がいりますね。もう少しなんとかして欲しいところです。それでも、高級ホテルの世界を垣間見ることができたような気ができたのは、よかったです。

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