Lapaz

2013年10月に行ったラパス(メキシコ)でのダイブクルーズ旅行記のPart2です。

3日目

今日から1日4本のダイビングです。朝も少し早くなって7:30のブリーフィングでした。食堂でフルーツヨーグルトを食べて、ダイビングデッキで準備をします。日の出は7:15ぐらいのようで、やっと外が明るくなってきたぐらいの時間です。

昨日に続いて今日も雲が多い天気です。ラパスといえば快晴のイメージがあったのですが、なんでこんなに天気が悪いのだろう?と思っていると、どうやらトロピカル・ストームが接近している影響とのことでした。まさか、またもや2003年のときのように中止??と心配になったのですが、とりあえず直撃する予定ではないようです。

ただトロピカル・ストームが近づいている影響で、今後は海が荒れるかもしれないということで、早めにEl Bajoに潜ることになりました。本船をEl Bajoのポイント上にアンカリングして、ダイビングは本船からのエントリーでした。

El Bajoはハンマーヘッドシャーク狙いです。ガイドが深めを潜ってハンマーを探して、ゲストは少し浅いところを泳ぎます。ただナイトロックスを使ったゲストは、ガイドと同じような深めを泳ぐことが可能です。しばらく泳いだところで、他のチームのガイドが指さしている方に泳いでいくと、ハンマーの群れが見られました。しかしながら、写真はうまく撮影できず...

途中、カツオの仲間のブラックスキップジャックの壁のような大群を見かけたのですが、近づいて写真を撮ろうとしても、一定の距離をキープした状態で逃げられてしまうこともあって、こちらも写真はうまく撮影できませんでした。

あとはクサヤモロの群れをよく見かけました。別チームは安全停止中にカジキを見たそうです。

朝食後も再びEl Bajoでした。一本目よりも波が高くなってきているようです。ファインスケールトリガーフィッシュグリーンジャックが見られましたが、ハンマーは見られませんでした。別チームは安全停止中にハンマーが出たそうです。

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この日の朝食はホットケーキで美味しかったです
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二本潜ったところで昼食です

波が高くなるまえにEl Bajoで三本潜る予定だったのですが、二本目終了時点ですでに波が高くなってきているということで、El Bajoでの三本目は中止して、島影に移動して昼食をとることになりました。当初の予定では四本目はSan Francisquitoまで行くことになっていたのですが、どうやら遠くのポイントには行けなさそうです。

結局、三本目のポイントはLa Tintoreraになりました。コルテスガーデンイールが砂地に一面に生息していました。ときおり数匹のモブラが頭上を通過していきました。

NEX-5 18-55mm
スポットテイルグラントの群れ

三本目のポイントもエグジットするころには波が高くなっていて、ゾディアックで本船に戻る間も波しぶきがかなりかかりました。四本目はEnsenada Grandeというマクロポイントでした。ラパスでマクロポイントに潜る機会は、あまりないような気がするので、ある意味貴重な一本でした。

ラパスで見られるテンジクダイ科の魚というと、ピンクカーディナルフィッシュバースポットカーディナルフィッシュがほとんどなのですが、どちらも赤色の体色がキレイです。

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この日の夕食。スープからスタートです。
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メイン
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デザートも美味しいです

トロピカル・ストームは夜にラパスに再接近するということで、夕食後の頃には周囲はかなりの強風になっていました。こんな悪天候の中、クルーズが中止になっていないのが不思議なぐらいでしたが、クルーズ船は湾内に停泊していることもあってか特に揺れることもなく、意外と問題はありませんでした。

明日には天候が回復してくれているといいのですが。

4日目

朝起きたところで、天気がどうなっているのか確認するために外に出てみます。どうやら昨夜のような強風ではなくなっていて、かなり弱まってきたようです。といってもまだ風も波も残っているようです。ひょっとすると時間を変更したりするのかも?と思い食堂に行ってみます。食堂にはダイビングのスケジュール表が書かれているホワイトボードが置かれているのですが、朝の一本目の予定に変更はないようでした。

ブリーフィングは時間通りに始まりましたが、まだ波が残っていて予定していたLos Islotesは潜れそうもないので、一本目はマクロポイントのEnsenada GrandeⅡになりました。ガイドによれば、もうマクロポイントも他に残っていないとのことで、なんとか二本目までに波がおさまってくれるのを祈るばかりです。

マクロポイントということで、ひたすら小さな魚を探します。コケギンポ科の魚が二種類見つかりました。ガルフシグナルブレニーの写真では3匹のオスが争っています。本来であれば背ビレを見せ合う程度の争いらしいのですが、このときは距離が近すぎて取っ組み合いの争いになっていました。

NEX-5 18-55mm
ガルフシグナルブレニーの争い

ラパスで見られるハゼとしては、レッドヘッドゴビーブルーバンデッドゴビーワイドバンデッドクリーナーゴビーなどがいるのですが、いずれもキレイな体色をしています。

Los Islotes
Los Islotes。やっと天候が回復してきました

皆の願いが通じたのか、天候も順調に回復してきていて、朝食後の二本目のダイビングは、いよいよ子アシカのいるLos Islotesのポイントに潜れることになりました。

Los Islotesには巨大なジョーフィッシュのジャイアントジョーフィッシュがいるということで、アシカの前に見に行くことになっていたのですが、エントリーしたところで子アシカが見えたため、そのまま子アシカと遊ぶことになりました。

子アシカと遊ぶためには、興味を持ってもらう必要があります。ガイドはシュノーケルを使っていました。私は最初はグローブでやっていたのですが、 あまり受けが良くないようです。次にフロートのロープ を試してみたのですが、今度はちょっと興味を持ったようで、何度か口にくわえていました。フィンもなかなか評判が良いようです。

慣れてくると手とかも咬んでくれます。ほとんどの場合、ちょっと噛むぐらいで痛くはないのですが、個体によっては強く噛む子もいるので、素手だとちょっと痛いかもしれません。

NEX-5 18-55mm
まだちょっと警戒しています
NEX-5 18-55mm
ガイドのシュノーケル
NEX-5 18-55mm
様子を伺っています

この日の昼食にはソーメンがでました。和食がでると、やっぱり嬉しいですね。

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この日の昼食
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ソーメン

三本目もLos Islotesです。今度は最初にジャイアントジョーフィッシュを見に行きます。ガイドはデカジョーとも呼んでいましたが、ほんとにデカイです。餌をあげると穴から出てくるのですが、メキシカンホグフィッシュがその餌を横取りしようといったりきたりしていました。他にもブルースポッテッドジョーフィッシュなどがいます。

NEX-5 18-55mm
まるでジャンプしているみたいです
NEX-5 18-55mm
アシカが砂地に
体をこすりつけていました

ジョーフィッシュを一通りみたところで、アシカと遊びます。

NEX-5 16mm+ワイコン
カメラを覗きこんでいました
NEX-5 16mm+ワイコン
イエローテールサージョンフィッシュ
の群れ

この日は三本目の後にサボテントレッキングがありました。エスプリットサント島にあるFun Bajoのキャンプ場の裏を歩いて、サボテンを見に行きます。キャンプ場は以前に利用したことがあるのですが、そのときよりもグレードアップしていました。

Camp1
キャンプのテント
Camp2
デッキチェアも用意されていました

キャンプ場の裏を歩いて行くとたくさんのサボテンが見られます。

Camp3
サボテン
Camp4
かなり大きいものもあります
Sunset
やっと夕焼けが見られました

夕食の後に、この日4本目のダイビングです。ナイトダイビングで、モブラの群れを狙います。以前(2006年)に来た時には、ナイトモブラはやっていなかったので、参加するのは初めてです。このナイトモブラを見たくてラパスに来たということもあって、期待に胸もたかまります。

クルーズ船は、キャンプ場のすぐ沖に停泊しているのですが、潜るポイントは船からすぐ近くの場所でした。それでもポイントまではゾディアックで移動します。

砂地にガイドが強力なライトを水平に照らして、ゲストはガイドの両側に並ぶような形になります。そうするとライトに照らされた前面のスペースで、モブラが旋回します。ガイドの横よりも前に出てしまうと、モブラがうまく旋回できなくなってしまうので、ガイドよりも前には出ないようにする必要があります。また自分のライトを使う場合、ガイドが照らしている場所と違うところを照らしてしまうと、モブラの群れがバラけてしまうので、なるべく同じ場所を照らす必要があります。

NEX-5 16mm+ワイコン
モブラの群れです
NEX-5 16mm+ワイコン
ここまで間近で見られるとは...
NEX-5 16mm+ワイコン
目の前を通過していきます

モブラはマンタと異なり、警戒心が高いために近づいて撮影するのは難しいのですが、まさに目の前を通過していきます。来てよかったと思える瞬間ですね。モブラの捕食しているところも初めてみました。

撮影はなかなか難しくて、フラッシュを炊くと集まってきているプランクトンで反射して真っ白になってしまいます。

NEX-5 16mm+ワイコン
モブラ
NEX-5 16mm+ワイコン
他の魚もあつまってきています
NEX-5 16mm+ワイコン
最初から最後までモブラでした

エントリーしてからエグジットまでモブラオンリーですっかり満足した私達ですが、ゲストによっては途中で飽きたと言っていた人もいたので、それぞれなんだなぁと思いました。

ちなみに、これまで魚図鑑のページではモブラのところに「違いは、マンタは口が前面にありますが、モブラは腹側です。また糸巻きの部分がマンタのように広がったりしません。」なんて書いていたのですが、ナイトダイビングでの捕食中のモブラは、マンタと同じように糸巻きの部分を広げていました...大嘘を書いてしまい申し訳ありません。

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