モルディブのバア環礁にあるミライドゥの旅行記です。

旅行時期:2025年7月

旅行前

これまで7月といえばモルディブのリーティに行くのが定番でした。コロナ前に3年連続に行っていて、さらにコロナ後の2024年には海外旅行の再開として7月にリーティに行ったので、実質的に4回連続で7月にリーティに行っていたのです。2025年も7月にリーティに行くことを考えましたが、なんとリーティが再びリニューアルのためクローズになるということと、さすがにそろそろ別の場所に行こうということで、同じバア環礁にある別のリゾートのミライドゥに行くことにしました。

ミライドゥはパウダーブルーな日々でも紹介されている超高級リゾートです。泊まる部屋にも寄りますがリーティの3回分ぐらいの宿泊料がかかります。こんなに高価なのですから部屋も食事もスタッフのサービスも、おそらくリーティとは比べ物にならないぐらいに高いレベルのはずです。一体、どんなサービスが受けられるのか楽しみです。

2024年のリーティでは、今回限りと言い聞かせて初めてビジネスクラスを使ったのですが、さらに軟弱になった私達がエコノミークラスで行けるとは思えず、今回もビジネスで行くことにしました。若いころに海外で知り合った年配の旅行者がビジネスでしか海外旅行に行けないと言っているのを聞いて、ビジネスにするお金でもう一回海外に行けるだろと心の中で突っ込んだことがありましたが、自分もあのときの年配の人と同じになってしまいました。

モルディブに行く前にIMUGAでの登録が必要です。登録は無料ですが、フライトの96時間前以降にやる必要があります。以前は往路・復路ともに登録が必要でしたが、今は往路だけ(モルディブ入国時のみ)になりました。

往路

まずは成田からシンガポールまでのフライトです。シンガポール航空のビジネスクラスについては2004年のときと変わりありませんでした。そのときの旅行記を見てみると、三点シートベルトが意外とうっとおしかったと書いてありますが、実はこの肩からのベルトは外すことができました。お恥ずかしい。

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窓側のビジネスクラス席

シンガポール航空はブック・ザ・クックが有名です。成田からシンガポールまでは11種類、シンガポールからマーレまでは30種類から選ぶことができます。

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シンガポール風チキンサテ

一つはスキヤキを頼みました。ブック・ザ・クックの前菜はいずれも選んでも同じで、メインが異なるようです。

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もう一つはブック・ザ・クックではなくて花恋暦を選びました。いろいろな料理が少量ずつ載っているので食べやすくていいですね。この特別メニューは成田発着便で選択できます。他にもフランズ、オーストラリア、インド便などにも別の特別メニューが用意されているようです。

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最後にデザートです。確か3つぐらいの選択肢があったと思うのですが、そのうちの2つをお願いしました。しかしコーヒがなかなか出てこなく、来たと思ったら冷めていました。このあたりのサービスの良さはJALなどにはかないませんね。

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シンガポールで乗り換え、次はマーレまでです。この便には花恋暦のような特別メニューはないので、ブック・ザ・クックのビーフ焼き肉とシンガポールスタイルチキンサテーにしました。

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前菜
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ビーフ焼き肉

ビジネスを使用すると入国審査で優先レーンを使用できるので長蛇の列に並ばなくて済みます。手荷物を受け取って、現地スタッフと合流するところまではスムーズなのですが、ここで結局は他の旅行者を待つ必要があります。以前は空港近くにあるホテルを利用していて、この場合には送迎がバスで定期的に行われることから先にホテルに行って寝れたのですが、今は営業しているのかどうかが不明瞭ということで旅行会社経由での予約が難しい状態でした。結局のところフルマーレのオーシャン・グランドというホテルに宿泊することになったのですが、送迎車がなかなか来なく夜中にかなりの時間待たされました。

オーシャン・グランド

2004年にフルマーレで宿泊したホテルもそうだったのですが、シャワーが電気式の温水器のようでお湯がとてもぬるいです。常夏の国とはいえぬるいお湯でシャワーを浴びるのはなかなかきついです。

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部屋は狭いですがキレイでした
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無料の水などが用意されています

各階が階段でつながっているのですが、階段に扉がないので他の階の話し声などが別の階に響きます。朝食はいろいろと用意されていますが、あまり美味しくありません。特にパンがイマイチでした。

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