サムイおよびタオ島のダイビング情報です。他の地域であまり見られない魚が群れを作っていたりして、ダイビング好きな方にはお勧めできるところだと思います。サムイ島に滞在してダイビングをすることもできますが、ダイビングをメインにするなら、タオ島に滞在する方がたくさん潜ることができます。リゾートダイバーにはちょっと大変な面もありますが。
最終更新日: June 5, 2007
サムイおよびタオ島のダイビングポイントは、ほとんどがタオ島周辺にあります。
サムイ島からのダイビング:
サムイ島からのダイビングでは、タオ島までの移動時間が必要なので、たいていの場合は一日がかりのダイビングとなります。サムイ島のダイビングセンターは自前で船を持っていないショップがほとんどで、船は乗り合いとなります。船はその都度確保することになるので、いつも同じというわけではありません。事前にスケジュールが決まっているので、どこにいつ潜りたいかが決まっていると、ショップが決まってきます。ただし人が集まらないと、船がでないために中止になったりすることがあります。スピードボートを利用したダイビングでは、タオ島北部にある外洋ポイントのチュンポンピナクルで潜ることができますが、船内はかなり狭いです。ビッグボートではタオ島南部のポイントで潜ることができますが、片道でも2時間近くかかります。最近は、高速船を利用してのダイビングもあるようです。ほうぼう屋でやっているようですが、私たちは利用したことはありません。ダイビングをするのが1~2日のみなら、サムイ島に滞在してダイビングをした方が便利だと思います。
タオ島からのダイビング:
タオ島に滞在すれば、外洋ポイントでも午前中に二本潜ることができます。午前と午後で潜れば、一日4本潜ることもできます。 タオ島のダイビングショップは自前の船をもっていることがほとんどで、乗り合いではありません。タオ島のダイビングセンターはホテルと一緒になっていることが多いようです。移動がすくなくて便利なのですが、そのかわり送迎をやっていないことが多く、ホテルを選びにくいのも事実です。3日以上ダイビングをするのであれば、タオ島に滞在した方が楽しめると思います。
珊瑚礁はそんなに多くは見られませんでしたが、場所によってはかなりきれいです。気になる白化現象ですが、タオ島周辺はもともとの水温が高く、この付近の珊瑚礁はその温度に慣れているようで、ほとんど影響はないとのことでした。ソフトコーラルもなかなかきれいです。
タオ島に3大外洋ポイントがあって、いずれもかなりの魚影です。また他では見られない魚が群れています。タオ島周辺は、大物はあまりいませんが、トウアカクマノミを見れるポイントなどがあります。魚影は、外洋ポイントと、周辺ではかなりの差があります。
Sail Rock... タオ島の3大外洋ポイントの一つで、港から2時間ぐらいかかります。タオ島からこのポイントに来るときにはフルデイトリップになります。ここへはサムイ島からもツアーがでています。ギンガメアジやクロホシフエダイなどの群れを多く見ることができます。
Chumpon Pinncale... タオ島の3大外洋ポイントの一つで島の北西にあります。タオ島からなら半日のツアーで行くことができます。グレーリーフシャークなどの大物や、バラクーダなどほかにオニアジの群れをみることができます。岩の上にあるハナビラクマノミの大コロニーは一見の価値ありかも?
South West Pinnacle... ここもタオ島の3大外洋ポイントの一つです。バラクーダの群れを見ることができました。
Green Rock... タオ島北西のポイント。キヘリとゴマモンガラの大コロニーがあるらしいのですが、さすがにそこは避けて通りました。トウアカクマノミがいます。どちらかというとマクロポイントですね。
Nan Yuang Cave... タオ島北西のポイント。マクロポイントですが、とても透明度が悪かったです。