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柏島(高知)でのダイビングとシュノーケリングの旅行記 Part3 です。今日はダイビングは休んでシュノーケリングです。

3日目

今回の旅行では柏島には4日日滞在することになっていたのですが、当初の予定では最初の3日間がダイビングで最終日はシュノーケリングをしながらのんびりするつもりでした。ただ考えてみるとダイビングが3日連続するよりは1日休みがあった方が疲れなくてもいいし、お盆期間も最終日の方がショップも少しは空いているかも?と思い事前に予定を変更して、3日目はダイビングはせずにシュノーケリングしてのんびりと過ごすことにしました。

シュノーケリングの場所については、柏島周辺はダイビングの合間もしくはホテルに戻る途中でもできるので、別の場所ということで愛媛県の須ノ川海岸に行くことにしました。宿毛からは柏島に行くのとは反対方向になりますが、距離は同じぐらいです。須ノ川海岸海水浴場は須ノ川公園の海岸にあって、公園内にはキャンプ場があります。トイレや駐車場の設備が整っているのと、歩いていける距離にゆらり内海という風呂とレストランがある施設があるのでとても便利な海水浴場です。

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須ノ川海岸
(夕方に撮影)

ホテルで朝食を食べて須ノ川海岸に向かいます。公園の駐車場に到着したときには、まだかなりの空きがありました。公園内を歩いてビーチに行きます。海岸沿いには大きな堤防があるのですが、ところどころにビーチに出られる場所があります。ビーチといっても砂浜はほとんどなくて、大きな石がゴロゴロとしています。

日よけのテントを設営して、早速泳いでみることにしました。柏島で泳いだときには、水温がかなり暖かくさすが四国!と思ったのですが、ここ須ノ川の海水はかなり冷たいです。そのかわり透明度は抜群でした。波もほとんど無くて、とても泳ぎやすいです。

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カサゴ
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シロギスマダイの幼魚

海岸は1kmぐらいあるらしくてとても広いです。海に向かって右側の端あたりに珊瑚がたくさんあるところがあって、魚もその辺りでたくさん見られます。伊豆などでも珊瑚はないわけではないのですが、さすがに四国の珊瑚は規模が大きいです。ビーチには砂はないのですが、海底には砂地が広がっているところがあってエイなどが見られます。

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エイ
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珊瑚周辺に
魚がたくさんいます

午前中に何回か泳いだところで、昼食を食べにゆらり内海に行ってみることにしました。

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カツオのたたき

お盆時期ということもあってか、待っている人もかなりいたのですが、カウンタ席でもOKとしておいたので少し待ったぐらいで入ることが出来ました。須ノ川のある愛南町は、カツオが美味しいようだったので、カツオのたたきを注文してみました。

海水浴場での食事というと、どうしてもカレーなどばかりになってしまうことが多いのですが、ちゃんとしたレストランで美味しい料理が食べられるのは良いですね。

ビーチに戻ってしばらく休んだところで、再びシュノーケリングをします。このときにはアデヤッコの若魚のような魚を見かけました。若魚といっても、かなり大きな個体なので見逃すはずはないと思うのですが、見かけたのはこの時のみでその後は見つけることができませんでした。

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アデヤッコの若魚?
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このときにしか見られませんでした

午後にも何回かシュノーケリングをしたのですが、その中でなんとイトヒキアジの幼魚を見ることが出来ました。成魚はこれまでに何度か見かけたことがありますが、幼魚は初めてです。このヒレから延びる長い糸を見ると、イトヒキアジと名づけられたのもわかりますね。

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イトヒキアジの幼魚
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ギンガメアジ

須ノ川海岸は監視員などがいないので、どこまででも泳いで行けてしまいます。岸沿いを泳いでいくと、ギンガメアジが群れている場所がありました。さらに岸沿いを泳いでみましたが、特に珊瑚がきれいな特別な場所があるわけではないようなので途中で引き返すことにしました。

海水浴場のシュノーケリングだと、午後になるとビーチ近くは濁ってくることが多いのですが、ここ須ノ川海岸は夕方ぐらいになっても、ほとんど透明度は落ちなくてキレイなままでした。シュノーケリング後はゆらり内海で風呂に入ってから宿毛のホテルに戻りました。明日からダイビング再開です。

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