IslandSafari

モルジブのダイブクルーズのアイランドサファリロイヤル旅行記のPart2です。

3日目

一本目は昨日に引き続きフェリドゥ環礁のフォッテヨカンドゥ(Fotteyo Kandu)でした。ここではハンマーが見られることがあるということで、ハンマー狙いで沖あいを泳ぎました。一列に並んでというスタイルではなくて、各チームで探します。

のんびりとブルーウォーターを泳ぎながら、水中を漂うキラキラしたプランクトンを眺めます。ブリーフィングでの説明ではサファリナと呼ばれる生き物とのことでした。ぱっと見は魚のウロコのように見えます。太陽光を反射して輝くとのことでした。手を伸ばしてつかもうとすると、サッと消えてなくなります。

なんてことをしながらゆっくりと泳いでいたところ、突然カンカンと鳴り全員がダッシュしだしました。どうやらハンマーが出たようです。しかしながら発見したのは、自分達のチームではなくて、その前を泳いでいたチームのようで、泡とフィンキックしか見えず、早々に諦めました。

二本目も再びフォッテヨカンドゥでした。今度は通常のダイビングです。

J4 10-30mm
インディアンバタフライフィッシュ
実際は上下逆さに泳いでいました

二本フォッテヨカンドゥで潜った所で少し移動して、三本目はフシカンドゥ(Fushi Kandu)でした。フォッテヨカンドゥと同じくチャネルになっているポイントです。少しリーフから離れた所をチャネル入り口を横切るようにして泳いで、途中で着底して流れの中で魚をしばらく見た後に、浮上してパス内をドリフトダイビングするコースでした。イソマグロネムリブカなどが流れの中で泳いでいました。

Food6
ナイトダイブ前におやつで腹ごしらえです。

この後、アリマタリゾート前に移動して停泊となりました。この日はオプションダイビングとして四本目にナイトダイビングがありました。ナースシャーク(オオテンジクザメ)がたくさん見られるということで、もちろん参加です。

これまでナースシャークといえば、海底で寝ているところしか見たことがなかったのですが、夜は活発に泳ぐのですね。ダイビングではナースシャークだけでなくロウニンアジなども泳いでいるところが見られました。

ただ下が砂地ということもあって透明度があまり良くありませんでした。サメも最初のうちは何回かはすぐ近くを泳いでくれたりしたのですが、後半はあまり現れなくなってしまいました。浮上して安全停止をしようとした頃に30匹ぐらいのナースシャークの群れ(リバー)が見られましたが、ちょっと遠くて撮影はできませんでした。

後から聞いた話によると今回は着底した場所が浅すぎたようで、サメが深いところから上がって来られなかったようです。的場さんがいてくれれば、ちゃんとした場所に誘導してくれていたかもしれず、ケガのために潜れなかったのが残念なところです。

NEX5 16mm+ワイコン
ナースシャークが泳いでいます
NEX5 16mm+ワイコン
岩の中にいる餌を
食べようとしているみたいでした
Food12
お刺身です

夕食はナイトダイビングの後なので、かなり遅い時間となりました。この日は刺し身が出ました

4日目

一本目はフェリドゥ環礁のアリマタカンドゥ(Alimathaa Kandu)でした。チャネルダイビングで、リーフにつかまりながら流れの中を泳ぐ魚の群れや、グレイリーフシャーク、マダラトビエイ、イソマグロなどを見ます。ギンガメアジなどもいました。

一本目が終わったところで船はアリ環礁に向かって移動しました。だいたい3時間程度で到着します。アリ環礁に到着後はそのままジンベエサーチです。船の揺れもおさまって、ジンベエサーチがそろそろ始まったのかな??と思ってしばらくしたところで、ジンベエが出た!という声が聞こえてきました。

探すのにかなり時間がかかるのでは?と勝手に予想していたこともあって、すっかり出遅れてしまいました。船の後ろのデッキに集合ということになっていたのですが、どうやら一番最後の方になりそうです。ブリーフィングでは皆がエントリーした後に希望者がいればディンギー(小型ボート)を出してジンベエの前まで運んでくれるという説明だったので、それに乗っていけばいいかなと思っていると、すぐ近くを泳いでいるからディンギーは使わずに泳ぐようにとのことでした。

海に入ってしまうと、ジンベエがどこを泳いでいるのかわからなくなるので、船にいるガイドに方向を確認しながら泳ぎます。するとジンベエがやってきました。

NEX5 16mm+ワイコン
ジンベエザメがきました
NEX5 16mm+ワイコン
ゆっくり泳いでいます

泳ぐ速度はそんなに速くなかったので、シュノーケリングでも十分ついていけたのですが、途中から水面よりは少し沈んだところを泳いでいて、撮影するためには潜る必要があって、やっぱりジンベエシュノーケリングは大変です。そうこうしているうちに、他のボートのシュノーケラーもどんどん参加してきて、水面が大混雑になってしまいました。ジンベエもさらに深くを泳いでいたので、あきらめてドーニに戻りました。

NEX5 16mm+ワイコン
すぐに泳いでいって
しまいました

引き続きのダイビングはジンベエダイビングです。水面からジンベエを探して、見つかったところでエントリーしました。すると真下にちょうどジンベエがいました。すかさず一緒に泳いだのですが、ジンベエはすぐに深いところに泳いでいってしまいました。その後もリーフ沿いを行ったり来たりしながらジンベエを探しましたが見つかりませんでした。

ジンベエがすぐに見つかったこともあって、ダイビング後にやっと昼食です。三本目のダイビングもジンベエダイビングでした。エントリー前にジンベエを探したのですが、結局見つからず、時間も遅い時間になってきたのでそのままエントリーすることになりました。水中でもなかなか見つからず、このままダイビングではほとんど見られれずに終わりかな?と思っていた所でガイドのカンカンという音がしたために振り向いてみると、こちらの方にジンベエが泳いできています。

NEX5 16mm+ワイコン
突然目の前に現れました
NEX5 16mm+ワイコン
一緒に泳ぎます

これまでのまったりダイビングから、一気に雰囲気が変わってフィンキックしまくりのダイビングになりました。ジンベエは浮上したり潜行したりしていたので、その度に周りからピーピーとダイブコンピューターの警告音が聞こえます(自分のもですが)。

NEX5 16mm+ワイコン
魚のようには浮上できません
NEX5 16mm+ワイコン
長く一緒に泳げました

このジンベエはそんなには泳ぐスピードも速くないので、ついていけます(それでもハァハァ状態でしたが)。さらにサービスが良くて、ちょうど今回のクルーズのチームがいるところを泳いでくれたために全員がジンベエとのダイビングを堪能することができました。

ジンベエサーチとダイビングはアリ環礁の南端マーミギリアウト(Maamigilhi out)で行ったのですが、初日で見られたということでジンベエはこれにて完了となり、船は少し北上したところで停泊となりました。明日はモルジブクルーズのもう一つの目玉のマンタ狙いです。

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