Palau

パラオでのマクロダイビング旅行記 Part2です。この日は魚治さんのオリジナルポイントGP3に潜ってきました。

旅行時期:2015年11月

3日目

ダイビングのピックアップは朝の8時とのことだったので、近くのアンティアスカフェに行って朝食を食べることにしました。ここは朝の7時からオープンしています。

Food7
フレンチトーストとコーヒー
Food8
カレー
具があまり入っていません...

この日のマクロダイビングは、魚治さんオリジナルポイントのGP3です。コロールから車で1時間ぐらい走ったところにあります。途中に未舗装路があるので、かなり揺れることがあります。

GP3はビーチエントリーと聞いていたので、岩がゴロゴロしているようなところだと嫌だなぁと思っていたのですが、実際には桟橋というか港の岸壁からエントリーするようになっていて、特に問題はありませんでした。車も岸壁のすぐ横にとめるので、ほとんど歩く必要もありません。岸壁には階段があるので、そこで下まで降りてからジャイアントエントリーで海に入ります。

GP3
ここがGP3です!
Guide
スレートを使って詳しくガイドしてくれます

まずはエントリして正面に進んでナカモトイロワケハゼspを見ます。ガイドのKANAさんはスレートを使って細かく教えてくれるので、とてもわかりやすいです。ビンの中に隠れているのですが、しばらく待っているとビンの外にでてきてピョンピョンと動き回ります。ただ中には、なかなか外に出てこない個体もいるので、その場合には違うビンを探した方がいいです。ビンの周りではコロダイの幼魚がウロウロとしていました。

α6000 16-50mm
ナカモトイロワケハゼsp
α6000 16-50mm
ナカモトイロワケハゼsp
α6000 16-50mm
コロダイの幼魚

次はツバメクサハゼです。

α6000 16-50mm
ツバメクサハゼ
α6000 16-50mm
ハタタテギンポ
α6000 16-50mm
こちらもビンの中に
タイワンマトイシモチ

次々と魚を案内してくれます。凄いペースです。他にもラグーンシュリンプゴビーなどが見られました。

α6000 16-50mm
シマオリハゼ
α6000 16-50mm
シマヒメヤマノカミの子供

ホムラダマシもいましたが、ものすごく小さくてうまく撮影できませんでした。岸壁近くにホソヒラアジの大群がいるので、最後にワイドの写真を撮って終了です。一本目は70分のダイビングでした。さすがにマクロダイビングだけあって長いです。

SH-1
カスリハゼ
背びれの青色の斑点が
きれいです
α6000 16-50mm
最後に群れを

一時間ほど休憩してGP3でのダイビング二本目です。今度は中央より右手側の方の魚を見に行きます。

まずは一本目でも見たホムラダマシですが、こちらの方が少し大きめの個体でした。それでも、すごく小さくてガイドが最初に示したときには小さなゴミのようにしか見えませんでした。モニタで見ても小さすぎてどこにいるのかわかりません。次のカスリハゼも一本目で見たのですが、こちらは南方タイプで背ビレの先端が伸びています。

α6000 16-50mm
ホムラダマシ
α6000 16-50mm
カスリハゼ南方タイプ
α6000 16-50mm
ケラマハナダイ

ピンクスペックルドシュリンプゴビーはうまく撮影することができませんでしたが、まだまだ撮影すべきハゼがいます。

α6000 16-50mm
ケショウハゼ

最後にホソヒラアジの群れを撮影して終わりです。カスミアジホシカイワリがホソヒラアジを狙っていました。

α6000 16-50mm
ものすごくたくさんいます
α6000 16-50mm
カスミアジが狙っています

2本潜ったところで昼食です。岸壁のすぐ隣に休憩所のようなところがあるので、そこで食べます。これなら雨が降っても大丈夫ですね。周囲には他のダイバーもいなく、とてものどかだったのですが、ランチ休憩にシュノーケリングツアーのボートが来たため途中からとても騒がしくなりました。

昼食後、少し休憩したところで三本目です。中央より左手側の方の魚を見に行きます。途中から枝珊瑚の中にいる魚の撮影になったのですが、珊瑚の奥の方にいる魚にピントを合わせるのが至難の業でした。

α6000 16-50mm
枝珊瑚の奥にいる
シマジロー
α6000 16-50mm
こちらも珊瑚の中の
キイロサンゴハゼ

この枝珊瑚の中にはアツクチスズメダイヒトミシリハゼなど他にもいろいろな魚がいたのですが、すぐに隠れてしまったりでうまく撮影できませんでした。魚にとっては隠れるのに最適なんだと思いますが、撮影には苦労するところです。

α6000 16-50mm
ムラルゴビー
α6000 16-50mm
卵を守っている
コーラルデモイセル

他にもイトヒキテンジクダイサンギルイシモチヒラテンジクダイなどがいました。

これで魚治さんを利用してのマクロダイビングも終了です。この二日間で、これでもかというぐらいに写真を撮りまくりました。ガイドなしでは絶対にこんなにたくさんの魚を見つけることはできません。ガイドをしてくださったKANAさんには感謝です。

魚治さんのHPにあるブログを読むと、ゲストがいなくても潜りに行っているみたいで、理由を聞いてみると、前に見た魚がまだいるかなど、常に魚のいる場所をチェックしているとのことでした。凄いですね。さすがプロです。

ちなみに魚治さんではマクロダイビングのガイドだけをしているわけではなくて、ゲストの要望によっては普通(?)のダイビングのガイドもやっているとのことでした。大きなショップだと、他のゲストの調整が必要なので要望をすべて聞いてもらうのは難しいですが、魚治であればかなり応えてくれそうです。

明日はデイドリームでの早朝ダイビングだったので、帰りにショップに寄ってもらって器材を置いておくことにしました。

ホテルに戻って追加ダイビングなどを支払います。GP3でのダイビングでは荷物は車に置いておくことになるので、貴重品は持っていけません。なので支払いはホテルに戻ってからになります。ただパーミット代だけは、持参する必要があります。魚治さんではカードは使用できないので、現金ですべて用意しておく必要があります。

明日は朝早いピックアップということで、ホテルのすぐ近くにある夢で夕食を食べることにしました。

Food9
サラダ
Food10
げそ揚げ
Food11
ポキ

ポキはハワイで食べたのがとても美味しかったのですが、さすがにパラオで注文するのには無理があったようです。ハワイのものとはかなり味が違いました。

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