201707

モルディブ・バア環礁の旅行記です。滞在したリゾートはリーティビーチリゾートです。今回はダイビングはせずにのんびりと過ごしました。

旅行時期:2017年7月

旅行前

ここ数年は夏といえばモルディブになっていて、今年で5年連続となりました。この時期のモルディブは雨季で、天気としてはあまり期待できないのですが、その分値段も手ごろで、しかも雨季のバア環礁といえばハニファイルベイのぐるぐるマンタが狙えます。というわけで今年もモルディブ・バア環礁に行くことになったのでした。

リゾートは、これまでに行ったことがないところとしてキハアドゥを予約してあったのですが、行く少し前ぐらいになって旅行会社からオーナーが変更になって改装工事が入ったらしく、サービス等が整っていない可能性が高いという連絡がきました。念のため別の宿の予約を勧められたため、これまでに二度行っているリーティにしておいたのですが、直前になってもキハアドゥのサービスがどうなっているかがわからない状態のままだったため、そこまでして新しいところにこだわらなくてもいいかなということで、最終的にリーティビーチリゾートに再び行くことにしました。リーティビーチリゾートはこれまでに2回行ったことがあるので、どんな島かわかっているので安心です。前回に行った時にはガイドがいまいちだったので、今回はダイビングはせずにのんびり過ごすことにしました。

前回のモルディブ旅行(リゾートはカンドゥルアイランド)のときは滞在時間が少しでも長くなるようにとキャセイパシフィック航空にしたのですが、リーティビーチリゾートはそこまでしなくてもいいかなと思い、値段の少し安いスリランカ航空にしました。同じ理由で、バア環礁までも水上飛行機ではなくて国内線にしました。

スリランカ航空は30kgまでOKなのですが、国内線は20kg+手荷物5kgです。といっても今回はダイビング器材は不要だったので、重量としては余裕でした。

1日目
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最初にドリンクが配られます

UL455便でコロンボに向かいます。11:20出発の便だったのですが、途中で電光掲示板の表示で11:10の出発に変更されていました。少し早めに行ってみたのですが、搭乗開始が特に早まるということはなく、ほとんど定時での出発でした。機内でうたた寝して気づくと12時頃になっていましたが、外を見てみるとまだ滑走路です。アナウンスによると、出発待ちの列の中とのことでした。飛行機にも渋滞というものがあるのですね。さらに10分ぐらいして、やっと離陸しました。

スリランカ航空の機内エンターテインメントは、オンデマンドで日本語で見られる映画がカテゴライズされているので選びやすいです。USBコネクタもあるのでスマフォとかを充電できるのもいいです。しかしながら見ていると途中で何度か止まってしまい、しばらくするとシステムがリセットされるというのを繰り返していました。数時間後からは安定するようになりましたが。

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成田-コロンボ間の昼食
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成田-コロンボ間の夜食

コロンボでマーレ行きに乗り換えです。乗り換え時間は1時間ちょっとで、そんなに長くないです。コロンボ-マーレ間のフライトの機内エンターテインメントもオンデマンドで、しかも日本映画もあります。ただヘッドホンは配られないし、フライトも1時間ぐらいしかないので見ずに過ごしました。

昨年まではコロンボ-マーレ間の軽食はあまり美味しくないお米料理でほとんど食べられなかったのですが、今年は内容が変わっていました。量は少し減っていましたが、これなら食べられます。

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邦画もあります
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コロンボ-マーレ間の軽食

今回は預け荷物が珍しくスムーズにでてきてきました。いつもかなり待たされるのですが、こんなに早いのは初めてです。おかげでホテルには夜の9時前には到着することができました。マーレでのホテルはいつもどおりフルレアイランドホテルです。部屋はなぜかアップグレードされていました。これも初めてです。

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部屋は広いです
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紅茶などいつもより充実しています

アップグレードされた部屋は、いつもの部屋よりも広い作りになっていました。ただアメニティ等については同一のようです。細かい点でいうと無料の水が二本(通常は一本)という違いもありましたが。

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洗面台
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アメニティは同じです

このぐらいの時間に到着できると、やっぱり楽ですね。スリランカ航空はフライトの時間が早くなった分だけ、最後の滞在が短くなってしまうデメリットはありますが、体への負担が少ないという利点もあるようです。

2日目

水上飛行機だと早朝にチェックアウトということが多いのですが、国内線だと9時ぐらいの集合なので朝は余裕があります。せっかくなのでビーチで泳いでみることにしました。

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部屋からみたビーチ
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ツマグロ
数匹見られました

ツマグロは5~6匹ぐらいいましたが、サメといっても小さいしすぐに逃げていくので泳ぐ分には問題ないです。上から見ると透き通った海水に見えますが、シュノーケリングをしてみるとあまり透明度は良くないです。

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ツカエイ
盛大にマリンスノーが出ました
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ツッパリサギ
魚もちらほらといます

ひと泳ぎしたところで朝食を食べます。

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ベーコンなど
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ソーセージなど
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パン
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エッグコーナー

他にもいろいろと料理があったのですが写真には撮らなかったので一部だけになっています。

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フルーツなど
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ご飯と照り焼きチキン

国内線だと4階のレストランで朝食が食べられるので、料理が充実しているところがいいですね。といっても水上飛行機のときに使用するレストランでもご飯と照り焼きチキンは用意されるので、それで十分だったりするのですが。

集合時間にロビーに行ってみると、すでにスタッフが待っていてくれました。そのままホテルの送迎バスで国内線のターミナルに移動します。チェックインをしてスタッフと別れて、飛行機を待ちます。飛行機は11:15発なので、1時間以上待ちました。国内線は水の持ち込みは可能でした。

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国内線はプロペラ機でした
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窓からは環礁がたくさん見えます
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飴とお手拭きが配られました
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バア環礁の空港に到着です

バア環礁のDHARAVANDHOO空港までは20分ぐらいで到着します。ロビーにスタッフがいて、あとの荷物運びとかはすべてやってくれます。港までの送迎バスをしばらく待ちます。港までは数分で到着します。ボートに乗ったところで、今度は荷物の運搬を待ちます。リゾートまではボートで15分ぐらいでした。ボートではペットボトルの水をくれます。

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ウエルカムドリンク

リゾートに到着してみると、ちょうど水上飛行機のゲストが到着したところのようでレセプションはかなり混みあっていました。宿泊名簿に名前を書いて鍵をもらったところで、自分たちで部屋に行くことにしました。

部屋の説明は荷物運びのスタッフがやってくれます。説明内容は決まっているようで、スラスラと説明してくれるのですが、覚えていることを一気に話すような感じで、さすがに高級リゾートのような丁寧な説明というわけにはいかないようです。

私たちが宿泊したのはデラックスタイプで一棟独立のビラになっています。リーティはこの値段で一棟独立のヴィラがあって、しかも部屋ごとにビーチにパラソルとデッキチェアが用意されているのが気に入っているところです(さらにシュノーケリングもかなり楽しめるというのもありますが)。

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部屋の様子
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飾り付けされていました

モルディブのコンセントはBF型ですが、机の横のコンセントは、どのタイプでも差し込めるようになっていました。ミネラルウォーターは毎朝一本届けられます。冷蔵庫、湯沸かし器の他にドライヤも用意されています。バスローブはありましたが、スリッパはありませんでした。

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コーヒー、紅茶など

洗面所はモルディブによくある半屋外になっています。

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洗面台
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アメニティなど
コンディショナーはありませんでした

高級ホテルのように洗面所の中央にデンとあるわけではないですが、浴槽はちゃんとありました。ただ使うにはいろいろと問題があって...栓がちゃんとしてなくてなかなか貯まらないとか(ガムテープを貼って改善)、湯温の変動がけっこう激しかったりとか(もう一つのシャワーは大丈夫)、一気にお湯を抜くと逆流して洗面所が水浸しになったりとか(少しずつ抜けば大丈夫)...でも気を付ければ使う分には問題ありません。

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浴槽があります
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別のシャワーもあります

リーティビーチリゾートはマーレよりも1時間早いリゾートタイムを採用しているため、部屋に到着したときにはすでに午後2時になっていました。国内線は時間がかかるのが難点です。


到着して早速シュノーケリングをします。図のブイ側がドロップオフがある方で魚がたくさん見られます。干潮時にはリーフはかなり浅くなってドロップオフに行くのが難しくなるので、4箇所にパスが用意されています。パスには分かりやすいようにブイが設置されています。一番先端のブイからスタートしてドロップオフ沿いに泳いで、ムレハタタテダイの群れを探します。

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ムレハタタテダイの群れ
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カスミアジ

ムレハタタテダイの群れは水上コテージよりも少し手前のドロップオフ沿いで見られました。

α6000 16-50mm
ムスジコショウダイの群れ

ドロップオフをそのまま進んでいくと、水上コテージからどんどん離れて行ってしまうので、途中でリーフの上に上がってショートカットします。このあたりは浅いので干潮時には泳ぐのが難しいです。また時折流れも結構入ります。

昼過ぎだったからなのか、あまり透明度は良くありませんでした。もう少しで一周というところで、強いアゲインストの流れになってしまったので、そこで終わりにしました。

夕方の6時少し前に桟橋に行きます。リーティの名物のエイへの餌付けです。中央の桟橋で毎日行われます。餌付けそのものはスタッフが行います。桟橋に見学用のステップまで作られています。この餌付けではトンガリサカタザメが来るのですが、これまでにこの餌付けでしか見たことがありません。

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足元まで寄ってきます

餌付けの後はウエルカムカクテルに参加しました。メインバーで夕方に島の説明などをしてくれます。ノンアルコールのカクテルがサービスされるというのが良いですね。ドイツ語での説明の集まりもあるので、英語の集まりの方に参加します。

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この看板のところに集合します
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ノンアルコールのカクテルが飲めます

この日の夕食はアジアンビュッフェでした。そういえば前回(2年前)も初日はアジアンビュッフェでした。曜日によって決まっているのかもしれません。

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炒め物を料理していました
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チャーハン

今回はすべてではないですが、いくつかの料理の蓋を開けて撮影してみました。といいつつもアジアンビュッフェということで巻き物と刺身があったのですが、そちらは撮影を忘れてしまいました...

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焼きそば
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魚料理
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カレー
他にもありました
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肉料理

Japanese Cheese Cakeというのがあったのですが、日本では見かけたこともないようなチーズケーキでした。デザートはかなり甘いのが多いです。

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フルーツ
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デザート
メッセージ